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2008.08.08 日清食品

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インスタントラーメン発売50周年記念イベント「ラーメン記念日フェスタ2008 in Osaka」を開催

インスタントラーメン発売50周年記念イベント「ラーメン記念日フェスタ2008 in Osaka」を開催〜発想の地・梅田から、発祥の地・池田へ〜

日清食品株式会社(社長:安藤宏基)は、1958年8月25日に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発売し、来る8月25日、発売50周年を迎えます。
弊社では、毎年この日を「ラーメン記念日」とし、消費者の皆様と触れ合う様々なイベントを開催しています。
弊社創業者 安藤百福がインスタントラーメンを発明するきっかけとなったのは、戦後の大阪・梅田の闇市の屋台に、一杯のラーメンを求めて並ぶ行列を見たことにありました。(発想のストーリーは末尾をご参照下さい。)
本年は周年を記念して、発想の原点の風景をイメージしたイベントを展開。また、インスタントラーメン発祥の地、大阪・池田でも連動したイベントを実施。現在世界で年間979億食消費され、名実ともに「世界食」となったインスタントラーメンに思いを馳せます。

イベント概要

〜発想の地から発祥の地へ〜
50周年を記念して、「ラーメン記念日フェスタ」初の大阪・梅田での開催となります。
弊社創業者 安藤百福が世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」の開発を発想した大阪・梅田を舞台にイベントを展開するとともに「チキンラーメン」発祥の地、大阪・池田の「インスタントラーメン発明記念館」でも連動企画を実施します。
イベントを通じ、50年を支えていただいた消費者の皆様にインスタントラーメンの軌跡をお伝えします。

場 所:ヨドバシ梅田1階メイン入口前 イベントスペース (大阪市北区大深町1-1)
日 時:8月23日(土)〜25日(月) 11:00 〜 19:00
内 容:[1] チキンラーメン手作りデモンストレーション
[2] チキンラーメン試食会
[3] チキンラーメンサンプリング
[4] バックパネルによる展示 (インスタントラーメンの発想と発祥など)
46年間、大阪・北新地で活躍した屋台(屋号:大番)を店主の毛利光政彦様から今回ご好意で譲り受け、「発想の原点の象徴」として、会場にて展示します。

「インスタントラーメン発明記念館での連動企画」
「インスタントラーメン発明記念館」(大阪府池田市満寿美町8-25)の連動企画は下記の内容で開催します。
エアーアーチおよび特別展示 (実施期間:8月23日(土) 〜 25日(月))
「ひよこちゃん宝探しツアー」(実施期間:8月23日(土) 〜 31日(日))
ヨドバシ梅田で配布するクイズ用紙の解答をインスタントラーメン発明記念館で探していただき、回答者には「ひよこちゃん」ミニぬいぐるみをプレゼントします。

《参考》

安藤百福は、著書『魔法のラーメン発明物語』の中で、インスタントラーメン開発のきっかけについて次の様に述べています。
「太平洋戦争で、大阪の町は焦土と化した。 (中略) 阪急電鉄梅田駅の裏手、当時の鉄道省大阪鉄道局の東側は一面の焼け野原で、そこに闇市が立った。冬の夜、偶然そこを通りかかると、二、三十メートルの長い行列ができていた。一軒の屋台があって薄明かりの中に温かい湯気が上がっている。同行の人に聞くとラーメンの屋台だという。粗末な衣服に身を包んだ人々が寒さに震えながら順番が来るのを待っていた。一杯のラーメンのために人々はこんなに努力するものなのか。ラーメンという食べ物に、初めて深い関心を持った。屋台の行列に、漠然とではあるが、大きな需要が暗示されているのを感じたのである。」
闇市のラーメン屋台の行列を見た安藤は、その時に抱いた発想を元に、その後、大阪池田の自宅裏庭に建てた研究小屋で試行錯誤を繰り返し、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を生み出しました。
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