日清食品グループ

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2016.03.31 日清食品ホールディングス

お知らせ

日清食品グループ CSR活動 「百福士 (ひゃくふくし) プロジェクト」 第15弾 (4月11日より実施)

日清食品グループ CSR活動 「百福士 (ひゃくふくし) プロジェクト」 第15弾 「日清月歩 チャリティーWALKプロジェクト ~月まで毎日9000歩~」 従業員の歩数が、飢餓に苦しむ地域の子どもたちの学校給食支援に!

日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、CSR活動「百福士 (ひゃくふくし) プロジェクト」の第15弾として、「日清月歩 チャリティーWALKプロジェクト ~月まで毎日9000歩~」を2016年4月11日(月)から実施します。本企画は、ウォーキングで健康増進を図りたいと考えるグループ従業員と、飢餓に苦しむ地域の子どもたちを結びつける社会貢献活動です。

日清食品グループは、社会貢献活動に情熱を注いだ創業者・安藤百福 (あんどう ももふく) の志を継ぎ、50年間に100の社会貢献を行うCSR活動「百福士プロジェクト」を2008年から実施しています。今回、第15弾として実施する「日清月歩 チャリティーWALKプロジェクト ~月まで毎日9000歩~」は、ウォーキングで健康増進を図りたいと考える従業員を募り、全参加者の1週間の累計歩数から算出した1人当たりの平均歩数が9,000歩/日を達成した場合、日清食品ホールディングスから国連の食糧支援機関である国連WFPへ達成した週当たり10万円を寄付し、飢餓に苦しむ地域の学校給食支援として役立ててもらう活動です。また、本プロジェクトの参加費 (1人当たり1,000円) 合計相当額を、日本国内の子どもの貧困を救う活動資金として「子供の未来応援基金」*1へ寄付します。

実施概要

名称
百福士第15弾「日清月歩 チャリティーWALKプロジェクト ~月まで毎日9000歩~」
目的
従業員の健康増進と、飢餓に苦しむ地域の子どもたちの学校給食支援 (寄付) による社会貢献
実施期間
2016年4月11日(月)から、全参加者の累計歩行距離の合計が「月」に到達するまで (384,400km、21週間想定。歩幅は75cmで計算)。
参加者
国内日清食品グループ従業員 400名
実施内容
①参加者は1日9,000歩以上を目標に歩きます。
②全参加者の1週間の累計歩数から算出した1人当たりの平均歩数が9,000歩/日を達成した場合、達成した週当たり10万円を日清食品ホールディングスから国連WFPに寄付します。ただし、プロジェクト開始から21週以内に全参加者の累計歩行距離の合計が「月」に到達した場合には、9,000歩未達週分の寄付金も国連WFPに全額寄付します。
③参加者全員の累計歩行距離の合計が「月」に到達した時点でプロジェクト終了となります。
④参加費合計相当額 (1人当たり1,000円) については、「子供の未来応援基金」に寄付します。
寄付先
「国連WFP」「子供の未来応援基金」
使用機器
ドコモ・ヘルスケア社製リストバンド型活動量計「ムーヴバンド2」

目標歩数設定の根拠

厚生労働省が推進する「健康日本21 (第二次)」では、20~64歳の国民の日常生活における歩数を2022年度までに男性9,000歩、女性8,500歩に上げることを目標としています。しかしながら、2010年時点における日本人の平均歩数は、男性7,841歩、女性6,883歩と目標値を大きく下回っています。当社はこの目標値を参考に、歩数目標を1日9,000歩と定めました。

企画の背景

国連の報告*2によると、世界では約8億人、およそ9人に1人が飢餓に苦しんでいます。特に深刻なのは子どもの飢餓で、世界中の子どもの4人に1人は慢性的な栄養不良に見舞われています*3。また日本の子どもの貧困率は現在OECD加盟国の中でも高い水準にあり、約6人に1人の子どもが貧困状態にあるといわれています*4。当社は創業者精神「食足世平」*5にのっとり、食に携わる企業として本プロジェクトを通じて、「従業員の健康」と「世界の飢餓問題」に真摯に向き合い、将来を担う子どもたちの明るい未来の実現に貢献します。

「百福士プロジェクト」とは

2008年の創業50周年を機に、今後50年間に合計100の社会貢献活動を実施し、企業の社会的責任を果たすプロジェクトです。江戸時代、外交使節団の代表を「正使」といい、正使の下で働く人を「副使」と呼んだ故事にならい、社会貢献活動に情熱を注いだ創業者・安藤百福 (あんどう ももふく) の志を継ぐ社員を「百福士 (ひゃくふくし)」と名づけました。当プロジェクトは、「創造」「食」「地球」「健康」「子供たち」という5つのテーマを活動ドメインとしています。
食が足りてこそ人の心と世の中に平和が訪れるという「食足世平 (しょくそくせへい)」、新しい文化を創造する独自の製品作りで社会の発展に貢献する「食創為世 (しょくそういせい)」、美しく健康的な人間であるためには賢い食生活が必要だという「美健賢食 (びけんけんしょく)」、そして食の仕事に携わる者は、清らかな心をもって人々の健康と世界の平和に貢献していかなければならないという「食為聖職 (しょくいせいしょく)」という創業者・安藤百福が掲げた4つの創業者精神。日清食品グループはこの創業者が抱いた想いに基づき、より豊かな地球社会全体の未来づくりへと貢献します。

これまでに実施した「百福士プロジェクト」

第1弾 アフリカ事業化自立支援「Oishii (おいしい) プロジェクト」
第2弾 自然体験活動指導者養成「あやしいオヤジを、正しいオヤジに変える! プロジェクト」
第3弾 防災備蓄食支援「もしもの時のチキンラーメン・カン プロジェクト」
第4弾 インスタントラーメンのお湯でもSTOP温暖化「お湯と生きるプロジェクト」
第5弾 社員 大ボランティア支援プログラム「社員の大ボラ応援します! プロジェクト」
第6弾 駅伝日本一が、おいしい走りかた教えます。「走食系チルドレン育成プロジェクト」
第7弾 「児童、厨房に入るべし! プロジェクト」つくって学ぶ、食のおいしさ、たのしさ、ありがたさ。
第8弾 「東北の未来を発明しようプロジェクト」子どもたちに、ひらめくチカラを。
第9弾 「チキンラーメン&カップヌードル 保存缶プロジェクト」3分でできるおいしさを3年間保ちます。
第10弾 お父さんと子どもがチームでチャレンジ!「全日本 育麺 (イクメン) メニューコンテスト」
第11弾 子どもたちの夢、応援します。「東北の未来へ RUN RUN! プロジェクト」
第12弾 「もしもの時の日清メン 養成プロジェクト」自分を守り、人を助ける
第13弾 「めざせ1トン減量! プロジェクト」社員のダイエットが食糧支援に
第14弾 「日清スピードランニングプロジェクト」

「百福士プロジェクト」ウェブサイト
https://www.nissin.com/jp/about/csr/hyakufukushi/

「国連WFP」について

国連WFPは、飢餓と貧困をなくすことを使命とする国連唯一の食糧支援機関です。災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、毎年平均80ヵ国で、女性や子どもなど9,000万人に食糧支援を行っています。(国連WFPは、WFP 国連世界食糧計画と国連WFP協会の総称です。)
※「国連WFP」ウェブサイト:https://ja.wfp.org/
*1 日本の子どもの貧困対策として2015年10月に創設された基金 (内閣府、文部科学省、厚生労働省、日本財団推進)
*2 「世界の食料不安の現状 2015年報告」(発行:国際連合食糧農業機関 (FAO)、国連世界食糧計画 (WFP)、国際農業開発基金 (IFAD))
*3 “Prevalence and trends of stunting among pre-school children”, Public Health Nutrition, 2012より
*4 厚生労働省「平成25年 国民生活基礎調査の概況」より
*5 「食足世平 (しょくそくせへい)」:食は人間の命を支える一番大切なものであり「食が足りてこそ世の中が平和になる」という、創業者・安藤百福が掲げた言葉
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