日清食品グループ

リセット

消費者志向自主宣言

2017年11月
日清食品ホールディングス株式会社
代表取締役社長・CEO 安藤宏基

理念

1 『EARTH FOOD CREATOR』

私たち日清食品グループは、さまざまな「食」の可能性を追求し、夢のあるおいしさを創造していきます。さらに、人類を「食」の楽しみや喜びで満たすことを通じて、社会や地球に貢献します。

『EARTH FOOD CREATOR』は、単に "地球食を創造する人" という意味だけではなく、"生物の根本である「食」を創り、世の為につくす" という大きな願いを込めています。

また、EARTHには土という意味もあります。土から生まれた穀物は、あらゆる食料の原点です。日清食品グループは「EARTH=土」から生まれた商品「EARTH FOOD」を生みだし、創り続けていく使命を持っているのです。

2 『創業者精神』

グループ理念の基となっているのが、創業者・安藤百福が掲げた4つの言葉。この創業者精神は、変わることのない創業の価値観です。

■食足世平
食は人間の命を支える一番大切なもの。文化も芸術も、すべては食が足りてこそ語れるものであり、食のあり様が乱れると争いが起こります。食が足りて初めて、世の中が平和になるのです。私たちの事業は、人間の根源から出発しています。
■食創為世
企業にとって最も大切な創造的精神。創造とは、新しい発想と技術によって革新的な製品を生み出す力です。食を創り、世の為につくす。私たちは世の中に新しい食の文化を創造し、人々に幸せと感動を提供します。
■美健賢食
空腹を満たし、味覚を満足させるだけではなく、美しい体をつくり健康を維持することも、食品のもつ大切な機能です。美しく健康な体は賢い食生活から。私たちは食の機能性を追求し、賢食を提唱します。
■食為聖職
食は人々の生命の根源を支える仕事です。食の仕事に携わる者は、人々の健康と世界の平和に貢献していかなければなりません。食の仕事は聖職なのです。私たちは安全で美味しくて体にいい食品を世の中に提供していきます。

取組方針

コーポレート・ガバナンスの確保

日清食品グループは、コーポレート・ガバナンスの充実・強化を経営上の最重要課題の一つとし、客観性と透明性の高い経営の実現に努めています。この目的を達成するために、複数の社外取締役および社外監査役を迎え、社外の有識者の意見を積極的に経営に取り込み、経営の活性化と透明化を実現します。

お客さま対応基本方針

日清食品グループは、安全安心な食品を提供し、お客さまの利益が最大化されるように事業を推進するとともに、透明性の高い情報開示を行い、日常的に対話を行っています。そこから得られたご意見・ご要望を事業活動に反映することで、さらなる企業価値の向上に取り組んでいきます。

「お客さまの声」を活かした取組み

日清食品グループでは、各グループ会社のお客さま窓口に寄せられる「お客さまの声」を一元管理することで見える化し、経営に活かす取組の態勢強化に努めています。また、「VOC会議」を毎月開催して、お客さまの視点から製品の改善活動を継続的に実施しています。

お客さまへの情報提供の充実

1 『安心のためのわかりやすい製品表示』
お客さまに安心してお召し上がりいただくために、文字やデザインの見やすさに配慮したユニバーサルデザインの考え方を採り入れています。またウェブサイトでは、原材料の原産地情報の公開や、製品のアレルゲン情報を検索できるようにするなど積極的な情報発信を行っていきます。
2 『原産地情報をウェブサイトに公開』
ウェブサイトで製品ごとに主な使用原材料の産地情報を公開しています。また、日清食品冷凍では、原材料の原産地などの情報をウェブサイトに記載していることをパッケージに表示しているほか、日清食品では、2015年から製品パッケージのウェブサイトのURLに「産地情報等はこちらから!」という誘導記載を行い、お客さまへの利便性向上を図っていきます。

消費者・社会の要望を踏まえた改善・開発

おいしさや安全・安心はもちろん、健康や環境にも配慮した製品、調理の手間を省いた製品など、お客さまのライフスタイルに合わせた製品をお届けできるように務めています。

1 『健康志向に応える製品』
「美しく健康な体は賢い食生活から生まれる」という創業者精神「美健賢食」の考えに基づき、カロリーカットや減塩、低糖質、体に良い食物繊維や栄養素の配合など、お客さまの健康志向に応える製品開発に取り組んでいきます。
2 『お客さま視点で製品を改善した例』
お客さま一人一人の「声」を大切にし、お客さまからいただくご意見をもとに、すべての人々が安心して利用できる製品を目指し開発に取り組んでいきます。
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