日清食品グループ

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2017.04.24 日清食品ホールディングス

お知らせ

日清食品グループ CSR活動「百福士 (ひゃくふくし) プロジェクト」わずか133日間で 「セブンサミット」(世界七大陸最高峰) を完全踏破!

日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、CSR活動「百福士プロジェクト」の第17弾として2016年12月5日(月)から実施してきた「快★段★セブンサミット踏破プロジェクト」において、「セブンサミット」(世界七大陸最高峰) を2017年4月16日(日)に踏破したため、総額261万円を国連の食糧支援機関「国連WFP」および「子供の未来応援基金」に寄付します。

「快★段★セブンサミット踏破プロジェクト」は、健康増進と飢餓に苦しむ子どもたちへの学校給食支援をマッチングさせた、日清食品グループならではのCSR活動です。グループ役員・従業員有志210名の参加者が社会貢献と自身の健康のため積極的に階段を利用し、上った段数を高さに換算してセブンサミットの各峰の標高に到達するごとに寄付金を積み立ててきました。そして、4月16日(日)に、最後の峰である「エベレスト」の登頂に成功し、プロジェクトの開始から133日でセブンサミットを完全踏破しました。積み立てた寄付金は、飢餓に苦しむ地域の子どもたちの学校給食支援などに役立てられます。プロジェクトの参加者からは、『毎日コツコツ階段を上ることで、体が引き締まり減量につながった』などの声が寄せられ、従業員の健康増進にも貢献する結果となりました。日清食品グループは、社会貢献活動に情熱を注いだ創業者・安藤百福 (あんどう ももふく) の志を継ぎ、今後もより良い社会、より良い未来の実現を目指していきます。

実施概要

(1) 名称
百福士プロジェクト第17弾「快★段★セブンサミット踏破プロジェクト」
(2) 目的
従業員の健康増進と、飢餓や貧困に苦しむ子どもたちへの支援 (寄付) による社会貢献
(3) 実施期間
2016年12月5日(月)~2017年4月16日(日) ※当初の達成予定は6月4日(日)
(4) 参加者
日清食品グループの役員および従業員有志 210名 ※当初の参加予定は200名
(5) 達成目標
実施期間内にセブンサミット全7峰踏破
【セブンサミット各峰の名称と標高】
・ジャヤ山 (オセアニア) 4,884m
・ビンソンマシフ (南極) 4,892m
・エルブルース (ヨーロッパ) 5,642m
・キリマンジャロ (アフリカ) 5,895m
・マッキンリー (北米) 6,194m
・アコンカグア (南米) 6,960m
・エベレスト (アジア) 8,848m
合計 43,315m
(6) 実施内容
① 階段を上った段数が計測できる機器を参加者に配布
② 参加者が上った段数を集計し、一定のルールで「高さ」を算出
③ ②で算出した「高さ」がセブンサミット (世界七大陸最高峰) 各峰の標高に到達するごとに、寄付金20万円を積み立て
④ 実施期間内にセブンサミット全7峰を踏破できた場合は、寄付金100万円を追加
⑤ 積み立てた寄付金は、国連WFPの「学校給食プログラム」へ寄付
⑥ 参加費 (1人当たり1,000円) は、「子供の未来応援基金」へ寄付
(7) 寄付金額
総額261万円
【内訳】
[1] セブンサミット踏破合計 (1峰あたり20万円) 140万円
[2] 実施期間中に全7峰を踏破した場合の追加寄付 100万円
[3] 参加費 (1人あたり1,000円)×210名分 21万円
(8) 寄付先
国連WFP「学校給食プログラム」(上記[1]と[2]の合計額)
「子供の未来応援基金」(上記[3])

企画の背景

(1) 世界の飢餓問題
国連の報告によると、世界では約8億人、およそ9人に1人が飢餓に苦しんでいます。特に深刻なのは子どもの飢餓で、世界中の子どもの4人に1人、途上国では子どもの3人に1人が慢性的な栄養不良に見舞われています*。学校で栄養たっぷりの学校給食を提供することは、貧困家庭の生活を守り子どもの発育を助けるとともに、子どもたちに学ぶ機会を提供し貧困から抜け出す可能性を広げます。
「百福士プロジェクト」の活動テーマである「食」と「子供たち」の明るい未来構築のため、日清食品グループは国連WFPの「学校給食プログラム」を支援しています。

* 出典:"Prevalence and trends of stunting among pre-school children", Public Health Nutrition, 2012
(2) 健康経営
近年、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む「健康経営」が注目されています。経済産業省も「日本再興戦略」の取り組みの一環として、2014年度より「経営健康銘柄」を選定し、企業による「健康経営」の取り組みを推進しています。
日清食品グループは、従来から「健康経営」の考え方を重視し、内容の充実した定期健康診断やきめ細やかな健康サポート、さらには従業員の健康増進と社会貢献をマッチングさせたユニークな「百福士プロジェクト」(13弾、15弾、17弾) などにより、従業員の健康維持・増進に取り組んでいます。

「百福士プロジェクト」とは

日清食品グループは、社会貢献活動に情熱を注いだ創業者・安藤百福 (あんどう ももふく) の志を継ぎ、50年間に100の社会貢献を行うCSR活動「百福士プロジェクト」を2008年から実施しています。江戸時代、外交使節団の代表を「正使」といい、正使の下で働く人を「副使」と呼んだ故事にならい、安藤百福の志を継ぐ社員を「百福士 (ひゃくふくし)」と名づけました。当プロジェクトは、「創造」「食」「地球」「健康」「子供たち」という5つのテーマを活動ドメインとしています。
「百福士プロジェクト」の詳しい活動内容については、「百福士プロジェクト」のウェブサイト (https://www.nissin.com/jp/about/csr/hyakufukushi/) でご確認ください。

「国連WFP」について

国連WFPは、飢餓と貧困をなくすことを使命とする国連唯一の食糧支援機関です。災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、毎年平均80カ国で、女性や子どもなど8,000万人に食糧支援を行っています。(「国連WFP」とは、国連機関である「WFP 国連世界食糧計画」と、それを支援する認定NPO法人である「国連WFP協会」という2つの団体の総称です) 「国連WFP」の詳しい活動内容については、「国連WFP」のウェブサイト (http://ja.wfp.org/) でご確認ください。

「子供の未来応援基金」について

日本の子どもの貧困対策を推進する「子供の未来応援国民運動」は、内閣府、文部科学省、厚生労働省、日本財団によって2015年4月から始まりました。この一環として、2015年10月に設置されたのが「子供の未来応援基金」で、子どもの明るい未来を実現するためのさまざまな事業を行っています。 「子供の未来応援基金」の詳しい情報については、「子供の未来応援国民運動」のウェブサイト (http://www.kodomohinkon.go.jp/fund/) でご確認ください。
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