神田 圭輔

世界の食文化を変える
一翼を担いたい

米国日清 2015年入社
神田 圭輔

※社員の所属は取材当時のものです。

- THEME 01 -

入社時の目標と現在の仕事

海外進出へのチャレンジングな
姿勢が魅力だった

学生時代から海外志向が強く、若いうちから海外勤務のチャンスがある環境を求めていました。食品メーカーを中心に見ている中で、積極的に海外に進出しているのが日清食品でした。多様な文化圏で様々に生活する人々に日本発の製品を届けることで、世界の食文化の創造に関わることができる。そのようなチャレンジングな「食」の可能性を追求する姿勢に、「ここなら自分も成長できる」と思いました。
1年目は滋賀工場に配属され、製造オペレーターを担当しました。4年間で、製麺、油熱、包装の各製造プロセスのライン管理を経験した後、品質管理部門を担当し、製造原価の管理や生産計画の立案等を担当する「生産事務」という仕事にも携わりました。
2年目には製品の品質向上を目的としたプロジェクトに参画し、麺の品質を一定に保持するための設備改善を手掛けました。どのような仕様であれば麺の均一性を保持できるのか、プロジェクトメンバーと議論を重ね、10以上のアイデアを実際に導入しました。いくつかの検証を経て、設備の形状を変更するという発想の転換が生まれ、それが劇的な改善につながり、国内の他のラインの設備にも導入が決定しました。さらに、全社の社内表彰制度「NISSIN CREATORS AWARD」を受賞することもできました。自らのアイデアをすぐに挑戦させてくれる日清食品の懐の深さと、発想力豊かなメンバーに恵まれ、貴重な経験となりました。

入社時の目標と現在の仕事

- THEME 02 -

念願の海外赴任、安定的な
製品供給を実現せよ!

5年目からは、念願だった海外赴任が叶い、現在は米国日清ランカスター工場の生産マネージャーとして、工場運営に携わっています。担当領域は、工程管理や生産計画の作成、コスト管理や人員管理と多岐に渡ります。新製品の生産体制の検討や、工場への設備導入などの各種案件については、国内外の他部署と日々連携を取っています。また、より安定した生産体制を目指す上では、外部業者との関係構築や情報収集も欠かせません。新技術の採用に向けて米国現地の機械メーカーとの定期的な交流や、資材業者の製造現場に実際に足を運ぶこともあります。
米国日清での大きなチャレンジは、市場拡大を背景として、高価格帯製品ラインの生産能力を向上させたことです。元々主力製品を抱える当該ラインの効率化には課題があり、米国市場の拡大に伴い製品供給が切迫していました。スケジュールの最短化と稼働後の安定稼働は至上命題でした。そこで、機械的な改善点を現地スタッフや外部メーカーと徹底的に議論し、事前のプログラム調整や検査機器などの必要事項を入念に確認しました。異なる意見を取り入れながら、スムーズなライン立ち上げに結びつけ、最終的には最大120%の能力アップを達成させることで、計画数量に対する安定的な供給を実現させることができました。

- THEME 03 -

コロナ禍で実践した、
新しい協業のあり方

2020年のコロナ禍においても、当初の予定通りに新製品を導入するため、他部署とリモートで協業しながら新製品生産に挑戦しました。製品コンセプトやサンプル仕様の綿密な事前共有をはじめ、生産状況や稼働データなどもオンライン上でR&Dとタイムリーに連携しました。コロナ禍の移動制限がある中において、これまでとは違ったコミュニケーションの取り方で、新製品立ち上げを無事達成することができました。
既存品とは異なる特徴を持つ新製品の生産に当たっては、想定外のトラブルに見舞われることもあり、ライン稼働を安定させることは容易ではありませんでした。しかし、生産チームでの徹底的な状況フィードバックと、生産毎の課題克服に向けたPDCAサイクルを回し続けたことで、結果的には当初期待していた以上の生産効率につなげました。高い需要のある製品の安定供給に寄与することができて、組織の中での成長を感じた経験でした。

神田 圭輔

- THEME 04 -

これからの目標

世界をリードする、ニューノーマルな
製造現場を作る

食品を取り巻く市場の変化は目まぐるしく、目標達成にはスピード感が求められます。米国日清での経験から、柔軟で迅速な対応を実現させるには、チームマネジメントが成果に直結すると感じてきました。赴任当初は、言語や文化的価値観の違いから、認識の相違に直面する場面が多々ありましたが、生産の背景や製品のターゲット層を明確に伝えることで、各スタッフがそれぞれの得意分野で力を発揮してくれるようになりました。周りには多くのスペシャリストがいます。それぞれどのような強みや個性があるのかをよく理解し、協業することで、スピーディに変化に対応できる強い組織になることができると実感しています。
これからは、コロナ禍で得た経験を活かしながら、業界を牽引するポジションでニューノーマルな製造現場の実現に挑戦していきたいです。
AI技術をはじめとしたデジタル化機械診断、自動制御機能などをフルに活用した生産体制が今後重要になると考えています。人が介在する部分を最小化することで、生産性の最大化を追求しながら、これまでの日清食品独自のノウハウと、最先端の技術をタイムリーに融合させて、世界をリードする製造工場を模索していきたいです。

これからの目標

CAREER

  • 2015年
    6月~
    (入社1年目)

    滋賀工場でラインオペレーターに従事。各種オペレーション業務の奥深さに苦戦。積極的な業務改善や先輩社員との意見交換を重ねながら徐々に成長した。

  • 2016年
    6月
    (入社2年目)

    麺の均一性を保持する設備改善を評価され、工場内で毎月開催される「KAIZENプレゼン」にて年間総合1位を獲得。生産ラインの恒久的な課題を解決することができた。

  • 2021年
    2月
    (入社6年目)

    5年目より米国日清に赴任。コロナ禍での社内外とのコミュニケーションに苦労しながらも、工場の設備改善を進め、高需要ラインの生産能力120%アップを実現。

  • 5年後

    海外法人の最前線に立ち、日清食品ブランドをより強くする生産体制の実現に取り組みたい。

  • 10年後

    海外で得た知見を国内に持ち帰り、本社生産部の管理チームの一員として、日清食品の生産の全体最適化、標準化及び海外法人の現地化を進めていきたい。