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「自分はこうなりたい」
と意思を持つことが、
成長への一番の近道。

猪井 正史
日清食品(株)
マーケティング部 第6グループ
ブランド マネージャー
2003年入社 / 経済学部 卒
※社員の所属・役職は取材当時のものとなります。
人々の生活を支える「食」に関わる仕事がしたいと日清食品に入社。大阪営業部、マーケティング部、経営戦略部を経て、出向先のグループ会社でマーケティングを担当。2018年4月から日清食品マーケティング部のブランドマネージャーに。
Masashi
Inoi
米森 智子
日清食品(株)
マーケティング部 第6グループ
2013年入社 / 経営学部 卒
※社員の所属・役職は取材当時のものとなります。
「メイド・イン・ジャパン」の製品を持って海外に積極的に進出していることに魅力を感じ、日清食品に入社。大阪営業部、人事部を経て、トレーニー制度を利用して自らの希望でマーケティング部へ。
Tomoko
Yonemori

自分オリジナルのゴールを作ることが、
マーケッターとしての第一歩。

猪井米森さんはマーケティング部に来てようやく1年が経つけど、最初に担当したのは『日清麺職人』の販促グッズの企画開発だったね。振り返ってみて、どうだった?

米森難しかったです…。何をつくるか決めた後、デザインにおとしこむのが難しくて、周囲を混乱させたこともありました。本来なら自分がゴールを明確にして、他部署や取引先の方々に「この人が言うのだから間違いない」と、一緒に気持ちよく動けるように進めていかなければならなかったのですが…。ただ、消費者がその販促グッズを使ってくださっているシーンを目にしたときはものすごくうれしかったです。自分で方向性を決める、ディレクションすることに関しては、今もなお課題があると感じています。

猪井周囲の協力を仰ぐなら、最終的に消費者に喜んでもらえることが一番だよ。「どんなものがあったら嬉しいかな、喜んでもらえるかな」というゴールさえ握れていれば、みんなのベクトルがそろうし、万が一失敗しても、またこの人と仕事をしたいと思ってもらえるかもしれない。逆に、完成したものが誰にも喜んでもらえないものだと、結局はみんなが悲しい思いをするからね。

米森そうですね。猪井さんには本当に感謝しています。分からないことだらけの私にいつも丁寧に教えてくださるので。

猪井米森さんはトレーニーで配属されて、1人で製品を考えるようになったのは半年くらい経ってからだよね。いわゆる製品戦略を考える仕事。最初に取り組んだ販促グッズ企画開発の時の経験を活かして、「消費者にどう喜んでもらうか」から逆算して、自分のやるべき筋道を作っていったと思う。ただ、自分らしさの方向付けはきちんとしないとね。「私はこうしたい」と言えるようになることが大きな第一歩かな。

米森今まさにその壁にぶつかっています。どうしたら、その製品を届けたい人たちが一番喜んでくれるのか、買いたいと思ってくれるのか。私と同じ年代、性別であれば自分事で考えられますが、違う年代や性別になることも多いので。ターゲットのライフスタイルに想いを馳せたり、実際に足を運んだりすることがまだまだ必要だなと。

猪井やり続けるしかないよね。自分がその立場になって考えてみる。で、あとはしっかり要因分析をして、なぜ良かったのか、なぜ悪かったのか、きちんと分析をくり返すことで経験になってくるから。逆に、客観的な目線だから分かることもあるんだよ。例えば、アラフォーの僕が、アラフォーに向けた製品を作っても、確かに一見「そうだよね」という製品は開発できるけど、それってみんなが当たり前に思いつくこと。20代の米森さんが考えることで、「あ、そんな発想があったんだ」って全然違った切り口の開発ができる可能性がある。それが米森さんのオリジナル力となって自分の価値が備わっていき、いつしか「マーケッター米森」の個性になっていくんじゃないかな。

クロストーク中の日清食品(株)社員 猪井 正史

成長には、
誰しもが乗り越えるべき、
壁がある。

米森やっぱり、皆さんが通る道ですか?

猪井間違いなくマーケティング部の1年目はこの壁にぶつかる。マーケッターとしての答えは明確になくて、自分で作るもの。むちゃくちゃ売れて、想像出来ないくらいの売上や利益になることもあれば、逆に利益がマイナスになることもある。だから、答えを自分で作らなきゃいけない難しさはある反面、めちゃくちゃ面白い面もあるよね。

米森確かに、自分がどれだけ考えたか、その深さのレベルによってインパクトが変わり、それが数字として表れますよね。ブランドを育て、その損益も含めてすべて背負うのがマーケティング部なので、責任はもちろん大きいですが、消費者からの反応が返ってきたときの喜びや楽しさは、何にも代えがたいと感じています。それと、マーケティング部に配属されて経営層との距離が近いことにも驚きました。

猪井消費者のことを一番考えるべき部署でありながら、会社の経営とも近いよね。

米森経営といえば、猪井さんは、以前、経営戦略部に所属されていましたよね。幅広いキャリアを重ねていますが、どのような経験によって成長したと実感されていますか?

猪井実務面では多くあるけど、一番成長につながったのは会社のプログラムにあるロジカルシンキングやクリティカルシンキングの研修。しっかりと枠組みを作って理解して、「ここが足りない」とか「こういう所はもっと良くなるよね」とみんなにロジカルに伝えていくスキルかな。米森さんもそうだけど、今、若い社員はそのプログラムを早くから受けているから、10才くらい歳が離れているけど論理立てた会話ができるよね。僕は、ロジカルシンキングを習得するまでは、上司と話す内容がパッションだけだった(笑)。米森さんも、ちゃんとロジックで理解をしようとしているのが凄いと思う。

米森いやいや、ロジカルシンキングからは程遠いです!どっちかというと今まではパッション米森だったので。

猪井いやいや、そんなことないよ(笑)。あと、米森さんはコミュニケーションスキルも高いよね。日清食品のマーケティング部は、製品設計からブランド戦略の運営まで任されるから協働する部署がかなり多い。若手社員は、まずその壁にぶつかるんだよね。知っている人だけじゃなく、今まで話したこともない部署の社員へも、仕事をお願いしなくちゃいけないけど、当然相手は仕事が増えることになる。米森さんはコミュニケーション能力が高いので、そう思わせずに一緒にポジティブに持っていける力があるよね。

米森人と関わることは大好きなんです。ですが、最初に話した通り、自分でゴールを決めて、周りの方を巻き込んでいくことには苦手意識が…。

猪井そうなの?

米森よくマーケティング部はオーケストラの指揮者に例えられますが、指揮者ってすごく難しいです。

猪井ああ、一員として盛り上げるのは良いけど、自分で引っ張っていくのは…ってタイプだね(笑)時に役割を演じてみたらどう?人間としての「米森 智子」じゃなくて、マーケッターとしての「米森 智子」は必要に応じて、人を引っ張るリーダーを演じたほうが、うまくいくんじゃないかな。たぶん米森さんは生まれつき、人を応援するサポーターの気持ちが強いのかもね。それはそれで大切な特性だけど、引っ張っていく時はまた、その立場を演じればいいんだよ。

クロストーク中の日清食品(株)社員 米森 智子

いま経験するかしないかで、
自分の数年後はきっと変わる。

猪井そもそも僕は、人の成長を促すきっかけは、早いに越したことはないと思う。

米森猪井さんは早くから色々な挑戦をされてますよね。

猪井初めてマーケティング部に異動した時も、その時できたばかりの社内公募制度に応募した結果なんだけど、偶然その制度ができた年が、入社5年目(当時)というちょうど公募対象になる社歴だった。2018年にブランドマネージャーになったけど、それもまた公募で、受けられる社歴になってすぐ、手を挙げた。
大変だけれど、未知数の仕事領域を5年後に経験するのと今経験するのでは間違いなく負荷は違うし、その負荷をバネにすることで5年後の自分はもっと前に進んでいたい、進んでいると思う。だから米森さんもそんな経験ができるといいよね。最初の半年間は仕事に慣れて知識を身につける時間を過ごしてもらい、今は年間何億円も売り上げている大きな製品の戦略を考えて、ブランドコンセプトから製品の味までを自ら考える仕事を任せているけど、きっと成長スピードは速いと思っているよ。

米森いえいえ、何が正解か迷うことばかりで、お風呂で毎晩一人反省会です。

猪井それでいいんじゃないかな。壁にぶつかって迷わないと絶対に正解なんて出ないし、迷わずに出した決断なんて誰も相手にしない。米森さんがいろいろと考えた上で、自分なりの考えにたどり着く。それを今やるか、5年後にやるか本質はあまり変わらないと思っている。だったら早くから経験して何回もくり返せば、2〜3年後の米森さんは全然違う人になれるはずだよ。もちろん、ちょっと迷っているかなって思っていることも感じていますよ。時々、明るい米森さんからは想像できないほど深いため息が漏れるから(笑)。

米森ごめんなさい(笑) 自分では全然気づいてなくて!

猪井チーム全員が気づいているよ。この前、半年ぶりに出たもん(笑)。

米森とにかく、今の私はトライあるのみだと!猪井さんはグループ会社のマーケティングも経験されていて、日清食品のマーケティングのルールとは異なる視点でも教えてくださるので、本当に勉強させていただいてます。「こういう方法がウチらしいやり方で、でも外に出てみるとこんな視点や、やり方がある」とか。

猪井グループ会社で経験したお菓子と即席めんという違いはあるけど、「消費者に喜んでいただき、どう生活を良くしていこうか」という本質はやっぱり一緒。ただ、そこに至るまでのプロセスは会社によって違うからね。日清食品にはチキンラーメンやカップヌードルを始めとしたブランドビジネスという価値観があり、僕が出向していたグループ会社だと、ずっと紡いできた別の価値観がある。何を大事にするのかは全然違うし、異なるDNAで育ってきた会社に日清食品を押し付けてはダメだよね。だから、お互いにより良くなることを意識してきたし、その経験が今でも役に立っているかな。

米森「これを知りたい、これをやりたい」という意思があれば、先輩でも上司でも積極的に教えてくださいますよね。ただ、私の中で最近すごく感じるのは、「1」は教えてもらえても、そこから「10」を教えたくなるか、「30」を教えたくなるかは自分次第だなと思うんです。

猪井「この人は、業務をこなすだけで聞きに来ている」というのはすぐにバレる。「本当にいいモノを作りたい」とか「私こういうことがしたいんです」という相談であれば、答える側も違うし、実は、それが遠回りに見えて成長のための一番の最短距離だと思うんだよね。仕事もぶれないしね。でも、思いの方向性は変わってもいいと思う。今年の米森さんはこうだけど、来年の米森さんは大きく変わっているかもしれないから。「今の私は、こうなりたいと思うから、こういう方向に行きたいです」という意思を、これから入社される人には持っていてもらいたいね。失敗してもいいから。

米森今日は私も背筋がぐっと伸びました。ありがとうございます。未来の新入社員に負けじと頑張らねばです!

猪井僕の新人の営業時代の上司は、本当にいろんなことを任せてくれた。商談で勢い余ってやらかしても「いいじゃん、それぐらいでないと、お前が商談に行った価値はない」と。ベテランの真似をしてあたりさわりのない商談をするよりも、若い奴でも自分なりに考え抜いたなら、思いきってやればいいって。でも、何がダメだったのかはちゃんと教えてくれて、自分のやりたかったことをすごく理解して分解してくれた。それから仕事がもっと好きになったかなっていう気がするね。

米森日清食品には、そんな若手の挑戦を支えてくれる包容力がありますよね。

猪井今振り返ると、本当にギリギリの「やらかし」だったけどね(笑)

談笑する日清食品(株)社員
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