日清食品グループ

リセット

物流や社用車における環境負荷の低減

輸送距離の削減

日清食品グループは、事業会社間や他社との共同輸送を推進することで、積載効率の向上と必要な車両台数の低減を図っています。

日清食品グループの事業会社間における共同輸送

北海道、東北、中部、四国、中国地方では日清食品と明星食品が共同配送を実施しています。加えて、製品の輸送手段をトラックから船舶や鉄道による輸送へと転換するモーダルシフトを実施しています。明星食品は、埼玉工場から九州物流拠点への輸送を一部モーダルシフト化しているほか、日清食品冷凍でも、埼玉日清食品から九州エリアへ船便輸送と一部鉄道コンテナ輸送をしています。

物流によるCO2排出量

他社との共同輸送

日清食品は、アサヒ飲料、日本通運と関東~九州間における共同輸送を2019年9月に開始しました。
日清食品の即席麺製品は軽量貨物であることから、荷台の容積一杯に貨物を積んでも積載可能重量には余裕がありました。一方、アサヒ飲料の製品は重量貨物であることから、パレットの段積みができず、荷台の上部に空きスペースが発生していました。
そこで、両社の積載率の向上を図るべく3社で協議、実証を重ねた結果、サイズが異なるために組み合わせが困難だった2種類のパレット※について、製品の種類、数量の組み合わせを調整して効率的に混載するノウハウを確立しました。これにより、日清食品とアサヒ飲料が関東~九州間で個別に製品を輸送していた従来の方法に比べて、トラック使用台数を20%削減することができました。

  • 日清食品:T12パレット、アサヒ飲料:ビールパレット

パレット輸送化によるドライバーへの負荷削減

日清食品では、これまで幹線輸送 (製造工場から物流倉庫への輸送) におけるトラックへの積み降ろし作業を、人の手により1ケース (箱) ずつ人の手で行っていました。2016年11月から、物流効率化に向けてフォークリフトによるパレット単位での積み降ろしに切り替え、2020年8月には全幹線輸送におけるパレット輸送化が完了しました。

パレット輸送化の効果

従来は、積む作業と降ろす作業それぞれに2~3時間かかっていたのが、パレット輸送化によって30分~1時間に短縮されました。これに伴い、作業完了までのドライバーの待機時間も短くなりました。物流業界全体がドライバー不足という問題を抱える中、安定的な配送手段を確保するとともに物流の効率化を図ることで、ドライバーの業務軽減と労働環境の改善に寄与します。なお、日清食品は、国土交通省、経済産業省、農林水産省が進めている「ホワイト物流」推進運動※2の趣旨に賛同し、自主行動宣言を2019年12月に提出しました。

日清食品の自主行動宣言

  • リードタイムの延長 (「翌々日配送」の通年化により車両確保に時間猶予ができ、効率的な出荷作業を実現)
  • パレットなどの活用 (トラック幹線輸送のパレット化、積み降ろし作業時間を短縮)
  • トラック予約受付システムの導入 (直轄工場にシステムを導入し車両待機時間を短縮)
  • 荷主側の施設面の改善 (パレット対応専用設備を工場出荷口に設置し、積み込み時間を短縮)
  • 物流の改善提案と協力 (物流パートナーとの協議、倉庫拠点配置の最適化を実施)
  • 深刻なドライバー不足への対応として、 (1) トラック輸送の生産性向上、物流の効率化、 (2) 女性や60代以上の運転者なども働きやすい労働環境の実現に向けた運動で、国土交通省、経済産業省、農林水産省が企業に対して参加を呼び掛けている。

社用車による環境負荷の低減

日清食品グループ※の営業車は全てハイブリッド車や最高水準の排ガス規制に適合した環境対応車です。社員には、車両運転時の急加速や急ブレーキを禁止するエコドライブを推奨するとともに、公共交通機関の使用も励行しています。

  • 日清食品、明星食品、日清食品チルド、日清食品冷凍、日清シスコ、日清ヨーク
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