日清食品グループ

リセット

トップメッセージ

人々の健康や地球環境に配慮した製品で、人類の幸福に貢献したい

地球規模の災害の発生

昨今、国内外で災害が多発しています。2019年、日本では台風15号と19号により甚大な被害が発生し、オーストラリアでは大規模な森林火災が生態系に壊滅的な影響を及ぼしました。その後、新型コロナウイルス感染症のパンデミック (世界的大流行) によって、私たちの日常が一変する事態となりました。

気候変動問題への取り組み

日清食品グループの事業は、気候変動やそれに起因する自然災害により、原材料価格の高騰や製造工場の被災など、さまざまな影響を受ける可能性があります。事業を将来にわたって継続し、発展していくためには、省エネルギー対策によって環境負荷の低減を図るとともに、気候変動の影響に適応できる仕組み作りが必要です。

そこで、当社グループの具体的なリスクや機会を特定するため、2019年に気候変動のシナリオ分析に着手しました。さらに2020年4月には、2030年までの環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を策定し、気候変動に対する取り組みや資源の有効活用に関する目標を定めました。なかでも、CO2排出量の削減を重要課題と位置付けており、国内外のスコープ1と2※1の合計排出量については、2018年度総量比で30%削減を目指します。

これらの環境目標の達成に向け、私が委員長を務める「サステナビリティ委員会」を新設し、国内外の社員を巻き込みながら、グループ一丸となって全力で取り組んでいく決意です。

環境・社会課題を解決する製品開発

インスタントラーメンは、もともとライフサイクルにおけるCO2排出量が極めて少ない製品ですが、さらに環境負荷を低減するため、「カップヌードル」ブランドの製品で使用する容器に植物由来のバイオマスプラスチックを使用した「バイオマスECOカップ」を採用し、2019年から切り替えを開始しました。

また、原材料の持続可能性に配慮した調達を強化するため、2017年10月より「RSPO (持続可能なパーム油のための円卓会議)」に加盟し、2019年度には、「カップヌードル」を製造する国内全工場でRSPO認証油の調達を開始しました。

一方、家畜の生産段階における環境負荷の低減を図ることができる植物代替肉や培養肉の研究開発も推進しています。将来は動物由来の原材料を一切使用しないビーガン対応の「カップヌードル」も必要とされるでしょう。

これからも環境や社会の課題に向き合う製品の開発を続けることで、消費者の期待に応えてまいります。

EARTH FOOD CREATORとして

当社グループの企業理念である「EARTH FOODCREATOR」には、「人類を食の楽しみや喜びで満たすことを通じて社会や地球に貢献する」という意味を込めています。インスタントラーメンのパイオニア企業として、人々に安全でおいしい食を提供することはもちろん、環境・社会課題を解決する製品の開発を推進していくことが我々の使命であり、こうした企業活動、すなわちCSV※2経営を通じて、「持続可能な開発目標 (SDGs)」の達成にも貢献していくことが重要であると考えています。

  • ※1スコープ1は、主に自社での化石燃料の使用によって排出される温室効果ガス (直接排出)。スコープ2は、主に自社が購入した電気や蒸気の使用によって排出される温室効果ガス (間接排出)。
  • ※2Creating Shared Value:共通価値の創造
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