2002

春の叙勲、安藤百福が「勲二等旭日重光章」を受章。

2002年春の叙勲で安藤百福は食品業界において戦後初となる「勲二等旭日重光章」を受章。
その祝いの会に、各界から1,200人が駆けつけた。

代表発起人として挨拶する中曾根康弘元首相

2002 (平成14) 年5月8日、皇居において春の叙勲伝達式が執り行われた。安藤百福は仁子夫人とともに式典に出席、小泉純一郎首相から真紅の旭日章を授与された。その後、天皇陛下への拝謁式典に臨み、200人を超える受章者を代表して安藤百福がお礼の言上を述べた。
7月24日には「安藤百福氏の叙勲を祝う会」が東京・千代田区のホテルニューオータニで盛大に催された。この会は、中曾根康弘元首相を代表とする発起人会が呼びかけて催されたもので、当日は、取引先430名をはじめ、政界・財界・食品業界などから1,200名が出席した。

会場は1,200名の出席者で埋め尽くされた

会の冒頭で「安藤百福物語」のビデオが上映され、続いて、中曾根元首相の挨拶があり、来賓を代表して福田康夫内閣官房長官と、日本チェーンストア協会渡邊紀征会長が祝辞を述べた。このあと女優の松坂慶子さんが登場し、安藤百福夫妻に花束を贈呈した。

伊藤忠商事・丹羽宇一郎社長の「万歳三唱」

来賓を代表して祝辞を述べる福田康夫内閣官房長官

乾杯の発声をした三菱商事の佐々木幹夫社長

これに対して、安藤百福は「食品業界で戦後初となる勲二等旭日重光章は、私だけに与えられたものではなく、私が業界を代表して頂戴したものと理解しています。今後もできるだけ社会のためにお役にたてるよう精進していきたいと考えています」と謝辞を述べた。
祝宴が始まると、この日の主役である安藤百福の周りに出席者が集まった。安藤はその一人ひとりと笑顔で握手を交わし、心からの祝福に応えた。

受章後に記念撮影する安藤百福・仁子夫妻

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