広く、新しく、楽しくなった「インスタントラーメン発明記念館」。
2004年11月26日「インスタントラーメン発明記念館」が拡張新築オープンした。
オリジナルの「チキンラーメン」「カップヌードル」作りが人気に。
拡張新築した「インスタントラーメン発明記念館」
1999 (平成11) 年11月にオープンした「インスタントラーメン発明記念館」には年々多くの人が訪れるようになり、2004年6月、開館5周年を待たずに来館者が50万人を突破するなど、来館者はますます増える傾向にあった。
そこで、一人でも多くの人に楽しんでいただくため、2004年9月7日から全面休館して新築拡張工事を実施、同年11月26日、スペースを拡大し、内容も一層充実して拡張新築した。
増築したのは、1階の第2展示室と2階の「チキンラーメン手作り体験工房」など。第2展示室には、「カップヌードル」の開発秘話や製造工程をアニメーションとコンピューターグラフィックスの大画面で見られる「カップヌードル・ドラマシアター」、好みのスープ・具材をトッピングしてオリジナルカップヌードルを作ることができる「マイカップヌードル・ファクトリー」などが設けられた。
好みのスープや具材を選び、オリジナルの「カップヌードル」を作ることができる「マイカップヌードル・ファクトリー」
また、2階の「チキンラーメン手作り体験工房」では、一回あたりの定員を従来の36名から48名に拡大、機能的な専用スペースで自分だけの「チキンラーメン」を手作りできるようになった。
子どもたちに人気のある「チキンラーメン手作り体験工房」
一般オープンに先立って、11月25日には各界の関係者や取引先、報道陣を招いてオープニングセレモニーを開催した。中曾根康弘元首相や太田房江大阪府知事らによるテープカットのあと、出席者は館内を見学。オリジナルの「チキンラーメン」や「カップヌードル」作りを楽しんだあと、セミナーホールで開かれた披露パーティーに参加した。その後、2007年には1年間に45万人が訪れる人気スポットになっている。
自ら作ったオリジナルの「カップヌードル」を手にする中曾根康弘元首相と太田房江大阪府知事