2006
CODEXによるインスタントラーメンの世界規格が成立。
世界ラーメン協会 (IRMA 現WINA) の提案により、インスタントラーメンの世界規格が成立し、“世界食”として認知されることになった。
2006 (平成18) 年7月3日〜7日、スイスのジュネーブでCODEX (国際食品規格委員会) 総会が開催され、インスタントラーメンの世界規格が成立した。CODEXは、消費者の健康保護および食品の公正な貿易の発展を目指す国際的な政府間機関で、特定の食品について世界規格を策定している。
世界ラーメン協会 (IRMA、現WINA) では、1997年の東京宣言のなかでインスタントラーメンのCODEX規格の必要性を訴えた。これを受けて、1999年にメンバー関係国がCODEX総会において規格の必要性を提案。2000年にインスタントラーメン (Instant Noodles) としての規格化が承認され、策定作業が始まり2006年世界規格が成立したのであった。
これにより、インスタントラーメンが改めて世界食として認知されるとともに、貿易拡大の可能性もさらに広がることになった。2006年は、まさに「グローバル・スタンダード・ラーメン元年」であり、インスタントラーメンは、本格的な国際化時代を迎えた。