日清食品ホールディングスが錦織圭選手と所属契約を締結。ホテルニューオータニにて記者発表会を開催

2012年4月4日、日清食品ホールディングスは、プロテニスプレーヤー錦織圭選手と3年間の所属契約を締結し、ホテルニューオータニにて記者発表会を行った。
錦織選手と当社は、2008年9月29日にウェアパッチロゴ契約を締結し、すでにパートナーシップをスタートさせていたが、今回は所属選手としての契約内容変更となった。本契約によって錦織選手は今後、オリンピック競技大会以外の全試合とエキシビション、公開練習で日清食品のロゴ入りテニスウエアを着用し、当社の広告・イベント活動にも参加することとなる。
錦織選手は、2007年10月にプロ転向後、2008年2月の「デルレイビーチ国際選手権」でツアー初優勝を飾り、同年の世界ランキング56位を獲得した。2009年は右肘の怪我により、ランキングを失うこととなったが、2010年の復帰後で世界ランキング98位まで回復した。
飛躍の年となった2011年、世界ランキングは一気に24位となり、日本人男子選手の最高位を19年ぶりに更新した。
“世界ランキングトップ20位入り”を目標に掲げた2012年、「全豪オープン」で日本人男子選手では80年ぶりとなるベスト8入りを果たし、2012年3月のATP世界ランキングも過去最高の16位に上がった。
日清食品グループでは、創業者・安藤百福が掲げた「食とスポーツは健康を支える両輪である」との理念のもと、これまでも陸上競技やゴルフなど、さまざまなスポーツ活動を支援してきたが、錦織選手の爽やかで健康的な力強いプレーと、世界のトップを目指して飽くなきチャレンジを続ける姿勢が、当社の思いやグローバル戦略を推進する方針とも重なり、錦織圭選手の挑戦をさらにサポートすべく、この度、新たに所属契約を締結した。
錦織選手も、「日清食品さんに所属が決まり、これからも力強いサポートをしていただくことになり光栄です。プロ転向の翌年から、怪我でほぼ1年間試合に出場できなかった時期も日清食品さんにはずっとサポートしていただきました。昨年後半からは思うようなテニスができるようになり、ランキングもトップ20に上がったので、ようやく恩返しできたのではないかと思います」とコメントし、また2011年3月11日の東日本大震災での当社の支援活動に重ねて、「今後もプレーを通じて、世界中の多くの人たちに感動や勇気や元気を与えていきたい」と意気込みを語った。