2021年入社
 農学研究科修了

開発研究所
第2グループ

趣味・特技
野球観戦・料理

日清シスコに興味を感じたきっかけと、最終的に入社の「決め手となった理由」を教えてください。

祖父がよく食べていた「ココナッツサブレ」は私にとっては思い出の味で、同じように「世代を超えて愛される味を研究して今度は誰かの大切な記憶を作りたい」と思い、日清シスコに入社しました。面接のときからその話をしていたこともあって、今は開発研究所で「ココナッツサブレ」を担当しています。
就職活動中に出会った社員の皆さんの人柄の良さも入社を決めた理由で、実際に入社した今もその印象は変わりません。特に開発研究所は若手社員が多くて新入社員が溶け込みやすい環境ですし、若手であっても積極的に意見を出して新しい挑戦や業務の改善につなげようという企業風土があります。

所属部署が全社の中で果たす役割と、 その中におけるあなたの主な職務内容を教えてください。

開発研究所の主な役割は発案された商品のコンセプトに合わせて配合設計を行い、ラボレベルよりはるかに大きなスケールである実際の製造ラインでもターゲット品に近い品質かつ均質な商品を生産できるよう製造適正の向上を図ることです。
第2グループは菓子の開発を担う部署で、私は「ココナッツサブレ」やそれに類する商品を担当しています。マーケティング部からのターゲット層や味に関する要望をもとに、ラボでの試作検討や実際の製造ラインでのテスト、商品の物理的パラメータを数値化する手法の開発などを行っています。
新商品だけではなく、定番商品のリニューアルや改良なども私たちの仕事です。原材料高騰の影響で2022年秋にココナッツサブレの内容量が5枚×4パック入りから4枚×4パック入りに改定されたのですが、今までと同じ焼き時間のままだと包装までの工程にタイムラグが発生し、スムーズな製造工程が保てません。この時は半年ほど検討を重ね、後工程までスムーズに流せる最適な焼き時間に調整することができました。

日清シスコの魅力をあなたなりの言葉でPRしてください。

菓子とシリアルという、近いけれども異なるカテゴリーの2つの軸があることが日清シスコの大きな特徴です。開発研究という視点から見れば、分野を横断して商品を扱うことができるという点は他社にはない強みだと思います。互いの要素を取り入れながら新しいものを創ることにチャレンジできるところが魅力的な環境と言えるのではないでしょうか。
私は現在菓子担当ですが、シリアルが持つさまざまな食感を菓子に取り入れ、よりおいしく健康的に、楽しんで食べてもらえるものを創っていきたいですね。

これまでの職歴
  • 2021年4月入社 開発研究所
  • 2021年10月開発研究所第2グループ(ココナッツサブレ担当)
典型的な「ある日のスケジュール」
  • 8時40分頃出社、メールチェック
  • 9時00分頃ミーティング
  • 9時30分頃前日の試作品の評価、報告
  • 10時30分頃当日の試作配合の調整、会議資料・書類作成など
  • 12時00分頃昼食
  • 13時00分頃サブレ試作・データ測定
  • 16時00分頃生産品試食評価
  • 16時30分頃データ処理・分析、翌日の報告に向けた準備、清掃
  • 17時50分頃退社