香港管理会社
(開発職トレーニー)
2016年入社
Tさん


仲間と築いた技術と開発力で
世界中においしい商品をもっと届けたい
入社以来、冷凍・チルド商品の研究開発職をしています。優れた仲間と築き上げた技術と開発力に誇りを持っており、経験を積むほどに世界中の人たちにおいしい商品を届けたいと考えるようになりました。そんな想いを叶える第一歩として、上長が案内してくれたのが「海外トレーニー制度」です。
実は自社開発にて冷凍・チルド商品を扱う日清食品の海外事業会社はごくわずか。そのひとつである香港の事業会社に出向し、冷凍製品の新規OEM先開拓や自社内製化プロジェクトに参画しています。いま海外での製造拠点立上げやカナダやヨーロッパへの輸出について学んでいますが、立場も考えも異なるローカルスタッフとの目線合わせがもっとも難しいと感じています。手探り状態で大変なことばかりですが、必ず今後の糧になるととらえ全力で向き合っています。

「NO BORDER」のCMと出会い
強烈に憧れ続けた日清食品へ
日清食品に入社したきっかけは、何気なく見て衝撃的に感動し、思わず号泣した「NO BORDER」のテレビCMです。ファーストインパクトでここまで人の心を動かすことができる企業で、自分も誰かの心を動かしたい。モノづくりを通して誰かの心を元気づけるような、そんなおもしろい仕事が日清食品ならばできるんじゃないかと、強く憧れるようになりました。
これまでの就職活動ではご縁がなかったのですが、転機が訪れたのは前職の食品メーカーで4年目を迎える頃でした。そろそろ新しい環境で新しい商品づくりがしたいと思っていたところエージェント会社からの紹介で再度エントリーをすることに。「ダメもと」の気持ちもありましたが、これまで重ねてきた経験や成果が自信になっていたこと、ほどよく肩の力を抜いて挑めたことですんなり内定が出たんです。念願が叶ったときは、夢心地で信じられなかったですね。

モノに込めた熱量でも保存され
お客さまに想いは必ず届く
前職でも研究開発の仕事をしていましたが、消費者の皆さんが手にするのは機械で大量生産された商品です。だから、どれだけ商品に愛着を持って丁寧に思いを込めたつもりでも作り手側の想いはそのままダイレクトには伝わらない……心のどこかでそう思っていました。ですが、日清食品でそれは違うと気が付けたんです。
「日清本麺」という冷凍商品のブランドを立ち上げたときのことです。コンセプトである「日清が本気で創った、うまい麺」に、営業・マーケティング含めたメンバー全員が強く共感した状態でプロジェクトがスタート。「おいしいものを届け、お客さまを幸せにしたい」という熱い想いが仲間内で連鎖的にどんどん増幅していき、最終的には一人では決して登ることが出来なかった階段を皆で駆け上がり、最高の景色を共に見て共に感動することができる、そんなチームになれました。同じ方向を見ながらプロジェクトを推進できた結果、爆発的なエネルギーを持った商品が完成し、想定を超えるヒット作に。「お客さまに作り手の想いは届く」と実感できたプロジェクトでした。

苦しさの先にある楽しさを求めて歩んでいくめちゃくちゃおもしろい人生!
日清食品は「やりたい」と声をあげれば、いくらでもチャレンジの機会を用意してくれます。レンジアップしお湯をかけるだけで濃厚なスープができる、画期的な冷凍商品「日清ごくり。」を生み出せたのも、私が「もっと手軽に本格的なおいしさが味わえる冷凍商品をつくりたい」と企画したことがはじまりでした。新技術の開発から挑み、これまでにない手軽さとドライ商品にはない本格的な食事としてのおいしさを両立でき、ヒット商品になりました。
いま思えばどの仕事も楽しかったのですが、向き合っている最中は苦しさばかりです(笑)。乗り越えたときに初めてやりがいを感じ「面白かった」と思えて、また次の苦しくて楽しい挑戦をしたくなるんです。そんな私に、日清食品は常に新しいステージを用意してくれます。現在の海外トレーニーも、その先には冷凍・チルド商品をグローバルに広げるという大きな課題が待っています。いま日清食品という人生大学で、苦しさも楽しさも最大限学ぶことが出来て、めちゃくちゃおもしろい人生を歩めているという実感があるので、私はこれからも日清食品で新しいチャレンジを続けていきたいですね。