
日清食品グループでは、創業者の安藤 百福 ( あんどう ももふく) が掲げた「美健賢食 (びけんけんしょく)」(美しく健康な体は賢い食生活から) の精神に基づき、全社員が心身の健康を保持・増進し、能力を最大限に発揮して業務にあたることを、経営における最重要課題の一つに位置付けています。さらに、2018年8月に「日清食品グループ健康経営宣言」を策定し、健康経営を戦略的に推進しています。
具体的な取り組みとしては、生活習慣病の早期発見、早期治療を目的として、法定健診を上回る項目数で健康診断を実施しています。また、社員のエンゲージメント調査や職場環境を把握する組織改善サーベイを定期的に実施し、社員の就業時における心身の調子と仕事のパフォーマンスを把握するとともに、社員の状況に応じて面談などを実施しています。さらに、運動や睡眠などの状態を把握できるウェアラブルデバイスを希望する社員に無償で貸与し、社員のセルフコンディショニングを支援しています。ほかにも、女性社員の健康課題解決に取り組むプロジェクトを2020年に立ち上げ、月経やフェムテックの知識を深めるセミナーや、妊活やキャリアに関する相談サービスなど、ライフサイクルで生じる課題に合わせて選択できる多数のプログラムを提供しています。
こうした取り組みが評価され、「健康経営優良法人2024」の大規模法人部門において、特に優良な健康経営を実践している企業の1つとして「ホワイト500」に認定されました。
日清食品グループは、社員の生活に寄り添った健康増進活動の支援や、社員が健康に働ける労働環境づくりに向けて、これからも積極的に取り組んでいきます。
「日清食品グループ健康経営宣言」について
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日清食品グループ健康経営宣言
「美健賢食」-美しく健康な体は賢い食生活から-
食を通じてお客さまの健康づくりに貢献することは、私たちの大きなミッションの一つです。
そのためには、まず社員が健康でなければなりません。
当社グループは、社員の心身の健康保持・増進を、重要な経営課題と位置付けます。
社員の自主的な健康活動を期待し、会社はこの積極的支援や、社員が健康に働ける労働環境づくりに、取り組んでいきます。