2025.05.26

日清食品ホールディングス

お知らせ

「カーボンニュートラル」達成に向け「コーポレートオフサイトPPA」を導入
再生可能エネルギーの普及拡大に向けた実証実験も実施

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日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、自社の敷地外に設置した再生可能エネルギー発電設備で発電された電力を小売電気事業者から調達する「コーポレートオフサイトPPA」を2025年6月から導入するとともに、電力の需要量と供給量を1時間単位で一致させる「アワリーマッチング (hourly matching) *1」に関する実証実験を関西電力株式会社 (取締役代表執行役社長:森 望) と共同で実施します。
「コーポレートオフサイトPPA」を導入し、再生可能エネルギーを継続的に調達
日清食品グループは、環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」においてCO2排出量の削減目標を定め、2050年までにCO2排出量と吸収量を "プラスマイナスゼロ" にする「カーボンニュートラル」を達成することを目指して、さまざまな気候変動対策に取り組んでいます。
今回導入する「コーポレートオフサイトPPA」では、太陽光パネルで発電された再生可能エネルギーを関西電力から継続的に調達し、日清食品株式会社の関西工場と滋賀工場で使用することにより、年間約1,600tのCO2排出量削減につなげます。
また、「コーポレートオフサイトPPA」の導入にあわせて、関西電力と「アワリーマッチング」の実証実験を開始します。日清食品の関西工場と滋賀工場における電力の需要データと関西電力の発電施設における1時間ごとの発電状況に関するデータを組み合わせ、両工場に供給される電力の発電量と発電時に発生するCO2排出量の関係性を関西電力が分析します。その結果を元に、日清食品グループの製造工場における電力使用を1時間単位で最適化する方法*2を検証していきます。
日清食品グループでは、「コーポレートオフサイトPPA」を国内事業会社の製造工場に順次導入することで、気候変動対策への取り組みを加速させるとともに、「アワリーマッチング」のような新たな手法を積極的に取り入れることで、「カーボンニュートラル」達成を目指していきます。

*1 温室効果ガス (GHG) 排出量に関する算出や報告の国際基準を提供するGHGプロトコルにおいても議論されるなど、世界的に注目されている手法。
*2 余剰電力を別の時間帯に活用するための蓄電装置の導入や、再生可能エネルギーの供給状況に合わせた生産スケジュールの調整などを検討しています。

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