新工場の建設により、高成長を続けるブラジルの即席めん市場でさらなる事業の拡大を図ります。
1.新工場建設の背景
日清味の素アリメントス社は1975年に設立以来、ブラジルにおいて即席めんの市場定着に貢献してきました。2010年時点で約6割のトップシェアを誇り、現在はサンパウロ州にイビウナ工場を有しています。
ブラジル経済は人口増加 (約1.9億人/2011年、国連推計) と内需拡大により堅調に拡大しており、今後も一層の成長が見込まれています。
一方、即席めんの市場も、生活水準の向上に支えられ、また、おいしい食事が簡単に摂れるという手軽さや利便性が受け入れられ、伸張が続いています。ブラジルでは、2010年時点で約20億食 (世界第10位) の市場規模があり、今後も年率5%で伸張することが予想されています。
中でも北東部の成長は顕著で、近い将来に国内最大の即席めん市場になる見込みです。
2.新工場建設の背景
このたび、成長が著しい北東部を重点攻略エリアと位置づけ、同エリアに新たな生産拠点を持つことで生産能力の強化と物流の効率化の実現を図ります。ブラジルの即席めん市場において、新製品の提案やエリア別のマーケティング施策の強化により、さらなる事業拡大を目指します。
3.新工場の概要
(1) 所在地:ブラジル連邦共和国ペルナンブーコ州
(2) 稼働予定:2012年10月
(3) 設備投資額:46,550千レアル (約22億円)
*1レアル=48.11円 (2011年8月末時点)
(4) 従業員:約190名
(5) 生産品目:袋めん
4.日清味の素アリメントス社の概要
(1) 所在地:ブラジル連邦共和国サンパウロ州
(2) 会社設立:1975年
(3) 代表者:森廣 光昭 (もりひろ みつあき)
(4) 従業員:約1,060名
(5) 事業内容:即席めん等の製造、販売
(6) 生産拠点:イビウナ工場 (ブラジル連邦共和国サンパウロ州)
(7) 生産品目:袋めん、カップめん
(8) 出資比率:日清食品ホールディングス株式会社 (50%)、味の素株式会社 (50%)
5.日清食品グループにとっての新工場建設の意味合い
当社ではグループ経営資源を海外展開し、グローバル戦略を推進しています。今回の新工場建設により、当社グループの技術力を積極投入し、ブラジルの即席めん市場の拡大とさらなるブランド浸透を図ってまいります。
参考資料

●日清味の素アリメントス社のあゆみ
1965年: | Miojo Produtos Alimenticios Ltda.設立 |
1972年: | 味の素株式会社55%資本参加 |
1975年: | 日清食品株式会社 (当時) 45%資本参加 (味の素株式会社55%) Nissin Alimentos Ltda.に社名変更 |
1983年: | 日清食品株式会社 (当時) 50%:味の素株式会社50%に持ち株比率を変更 Nissin Ajinomoto Alimentos Ltda.(現社名)に社名変更 |
●日清味の素アリメントス社の主な製品概要
![]() | 「Nissin Lamen」 (ニッシン ラーメン) 特徴:スタンダードな鍋炊き袋めんで、同社の主力製品 |
![]() | 「Nosso Sabor」 (ノッソ サボール) 特徴:北部・北東部向けに品質を改良したエリア限定製品 |
![]() | 「Cup Noodles」(カップヌードル) 特徴:お湯を入れるだけで手軽に調理できるカップ入り即席めん |
●世界各国の即席めんの総需要データ
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