今回の訪問につきましては、5月24日(金)20:30から約30分間、フランスチームが滞在中の宿泊施設内と限られ、また厳戒な規制下におきまして行われたため、日頃からお世話になっております報道関係の方々には取材をご依頼できませんでしたことを深くお詫びするとともに、ご理解賜りますよう何卒お願い申上げます。
また、後頁では現在放映中のCMについてご紹介させていただいております。今回のCMでは、ワールドカップも目前にせまり、ジダン選手が華麗なプレーを披露。 "どっちの話"のナレーションには、開幕へ向けての期待感を感じさせます。
対談内容
場 所:鹿児島県指宿市 「指宿いわさきホテル」内
Q:ジダン選手に日清カップヌードルのCMに出ていただいていることもあり、売上げも好調に伸びています。有り難うございました。
A:日本でたくさんのファンが出来たことはすごく嬉しいです。今度のワールドカップのおかげで、日本でサッカーファンが増えてきた事も聞いていますが、それについても嬉しいと感じています。
Q:カップヌードルのCM撮影の印象は?
A:撮影では、協力してくれた人たちと良い関係が築けたので、仕事は一緒にしやすかったです。
Q:日本の印象は?
A:初回は少し距離を感じたけども、知り合っていく間にとても印象がよくなってきました。 2回目の来日なんですが、今回は日本人に対しては印象がとてもいいんです。人間関係をうまく築くというのが、わたしのポリシーなのですが、そういう意味でも今回、日本に来ていい人間関係を築けています。クラブチーム世界一決定戦が控えていることもあるし、次の 来日を楽しみにしています。
Q:日本チームの印象(注目の選手)は?
A:1回目での対戦はモロッコとでしたが、いい試合をしていた。確か引き分けだったと思いますが。日本もレベルアップしてきているし、日本のサッカーが特別にということではないが、ホスト国が有利だということはあると思うので、今回は日本が活躍できるのではないでしょうか。今年のワールドカップに関しては、サプライズ(意外性)がありそうな予感がしている。期待されていない国が案外優勝したりするかもしれないね。
Q:カップヌードルのCMでもありましたが、実際にお子さまとサッカーをしたりすることはありますか?
A:子供と遊ぶのは本当に好きで、家にいるときも子供と遊ぶ時間を大切にしている。
Q:日本でのプレーの可能性は?
A:正直に答えようか?レアルマドリッドとはあと4年契約が残っているので契約満了までレアルでプレーするつもりでいる。そうなると34才。その後はまだ考えていない。
Q:日本のファンとともにジダン選手を期待していますので、がんばって下さい。
A:その気持ちを自分も大切にしてがんばりたいと思っています。
Q:日本のファンの皆様にメッセージを。
A:「今回は、日清さんと一緒に仕事ができて本当によかったです。こういう経験は大切にしたいと思います。僕が出演しているカップヌードルのコマーシャルでたくさんの日本のファンも増えましたのですごく嬉しいです。だから、ワールドカップで日本を訪れるのがとても楽しみでした。世界のサッカーファンを楽しませることを約束します。」
CMの内容・見どころ
今回のCMは、そんなストーリーとなっています。ポイントは迫力あるジダン選手のプレーです。なかでも蹴られたボールがカメラに迫ってくるシーンは圧巻。ジダン選手の闘志溢れるプレーとカップヌードルの熱くおいしそうなシズルの映像が、世界が熱狂し沸騰するイメージを表現します。(BGMは、ジョルジュ・ビゼー作曲の歌劇「カルメン」をCMのために編集したオリジナル)
撮影エピソード
少し肌寒い夜空の下、スタンドの照明は落とし、ピッチだけを煌々と照らし出して撮影。ジダン選手の相手役を演じたのは、地元のプロサッカーチームのみなさん。CMとはいえ、彼らにとっても憧れのスーパースター・ジダン選手とのプレー。緊張しつつも、リハーサルがはじまるとみんなとても嬉しそうです。ジダン選手も若手選手とのプレーを楽しんでいる様子。リラックスした雰囲気のなか、リハーサルを経て本番へ。
カメラが回ると、若手とはいえさすがプロ選手。実戦さながらの迫力溢れるプレーを繰り広げます。ジダン選手も華麗なテクニックを披露してくれました。圧巻だったのは、ジダン選手がカメラに向かってボールを蹴るシーン。カメラの前にアクリルの透明ボードを立て、レンズめがけて蹴ってもらいました。何度か蹴るうちに、徐々に狙ったポイントに命中するようになってきます。そのボールコントロールにスタッフ一同思わず見入ってしまいました。こうやって3時間にわたる撮影は終了しました。