
「カップヌードル」を爆発させた「カレーメシ」のCMにはどんな狙いがあったのか。関西工場のエントランスの屋根はどうして「カップヌードル」の形をしているのか。
ユニークなブランドコミュニケーションの裏側から『もう1つ日清食品ができるくらいの規模になる』と展望する「完全メシ」事業の全貌、さらには創業者であり祖父でもある安藤 百福 (ももふく) から経営を託されたことへの責任感と葛藤まで、包み隠さず語られています。
本書のタイトル「日清食品をぶっつぶせ」は、父である安藤 宏基 (日清食品ホールディングス株式会社 代表取締役社長・CEO) が日清食品の社長就任時に社員を鼓舞するために掲げたスローガン「カップヌードルをぶっつぶせ」のオマージュであり、「自ら創造し、自ら破壊する」ことを自身に課した安藤 徳隆の決意表明でもあります。
クリエイティブの力でブランドを磨き続け、日清食品を次のステージへと導く――。3代目経営者としての "覚悟" と "勝利への執念" を、ぜひ感じてください。
推薦コメント
伊藤忠商事 会長CEO 岡藤 正広 氏
「今の日本企業が目指すべき "非連続な成長" の答えが、ここにある。」
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創業者の安藤 百福がインスタントラーメンという世界の食文化を創造し、2代目の安藤 宏基が「カップヌードルをぶっつぶせ!」の精神でグローバルカンパニーへと成長させた。
3代目の安藤 徳隆は築き上げたものを破壊するかのごとく、日清食品を新たな次元へと導きはじめている。
今の日本企業が目指すべき "非連続な成長" の答えが、ここにある。
クリエイティブディレクター 佐藤 可士和 氏
「経営の中心にクリエイティブがある。だから、日清食品は面白い。」
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「デザイン経営」が大事だと言われて20年近く経つが、それを実現している企業は世界でも数少ない。
安藤 徳隆さんは、クリエイティブを本気で経営の真ん中に置いている、日本でも稀有な存在だ。
普通のことを普通にやらない。でも、すべてがブランディングに紐づいている。
だから、日清食品は面白い。
書籍概要
- タイトル
- 「日清食品をぶっつぶせ 自ら創造し、自ら破壊せよ」
- 著者
- 安藤 徳隆 / 日清食品株式会社 代表取締役社長
竹居 智久 / 株式会社日経BP 経営メディアユニット長補佐 - 出版社
- 株式会社日経BP
- 発行日
- 2025年8月12日(火)
- 体裁
- 四六判・240ページ
- 定価
- 1,700円 (税別)