深刻なトラック運転者不足への対応として、①トラック輸送の生産性向上、物流の効率化、②女性や60代以上の運転者なども働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現に取り組む運動で、2019年4月より国土交通省、経済産業省、農林水産省が上場企業および各都道府県の主要企業約6,300社に対して参加を呼びかけています。
「ホワイト物流」推進運動で推奨される29項目のうち、以下5項目について取り組みを開始しています。
・リードタイムの延長 (「翌々日配送」の通年化により車両確保に時間猶予ができ、効率的な出荷作業を実現)
・パレットなどの活用 (トラック幹線輸送のパレット化、積み込み/荷降ろし時間を短縮)
・トラック予約受付システムの導入 (直轄工場にシステムを導入し車両待機時間を短縮)
・荷主側の施設面の改善 (パレット対応専用設備を工場出荷口に設置し、積み込み時間を短縮)
・物流の改善提案と協力 (物流パートナーとの協議、倉庫拠点配置の最適化を実施)
2017年6月:北海道帯広エリアでサントリーホールディングス株式会社との共同配送を開始
2018年1月:年間を通じた「翌々日配送」を開始
2018年10月:直轄4工場 (関東、静岡、関西、下関) でトラック幹線輸送のパレット化が完了