日清食品グループ

リセット

水資源

方針

水資源の枯渇は安定的な食糧生産に甚大な影響を及ぼします。日清食品グループは、各国の環境関連の法律や規則を遵守し、地球と環境の持続可能性に配慮して生産された原材料を調達することを「持続可能な調達方針」で明確化しています。また、環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」でも重要テーマとして水使用量の削減を掲げています。

目標

環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」では、生産工場における水使用量を2030年度までに売上100万円当たり (IFRS基準) 12.3m3以下とすることを目標としています。

取り組み

水使用量の削減

日清食品グループの国内外の各製造工場では、製造工程に必要な水の使用量を削減するとともに、冷却に使用した水を工場設備の清掃に利用するなど、水の再利用に努めています。また、日清食品の関西工場では、水処理にAIを導入して水使用量の削減を進めています。従来、水処理装置 (ろ過機) の洗浄回数と洗浄時間はオペレ―ターが決定し手動で洗浄していましたが、これをAIが判定し自動洗浄することで、水使用量を必要最低限に抑えることが可能になります。

製造工場での水使用量削減事例

2019年 2020年 2021年 2022年
水削減プロジェクト数 20 43 30 46
プロジェクトによる削減量 58,382 m3 125,747 m3 84,661 m3 34,942 m3
TCFD対応

関連データ

水使用 (国内と海外の生産工場)

国内の事業所における水のINPUTとOUTPUT (2022年)

INPUT

OUTPUT

水使用量の推移

(単位:万m3)
2018 2019 2020 2021 2022
総取水量 535.0 545.1 637.0 658.4 675.9
- 地表水 (淡水) 0 0 0 0 0
- 汽水、海水 0 0 0 0 0
- 地下水 358.9 385.5 458.9 460.3 468.8
- 生産随伴水 0 0 0 0 0
- 第三者の水 (上水道、工業用水等) 176.1 159.6 178.1 198.1 207.2
総排水量 346.0 363.6 437.1 450.0 466.3
- 地表水 (淡水) 199.5 211.2 282.1 290.2 304.4
- 地下水 0 0 0 0 0
- 第三者の水 (上水道、工業用水等) 67.1 152.4 155.0 159.7 161.9
総消費水量 189.0 181.5 199.9 208.4 209.6
  • 集計期間: 2019は年度(4月~翌年3月)、2020~2022は年(1月~12月)で集計
    2018年度:海外データは排水区分なしのため、地表水 (淡水)、第三者処理 (下水道等) は日本国内データのみ
  • 集計範囲:日清食品ホールディングス (東京・大阪本社、the WAVE)、明星食品 (研究所)、グループ会社の製造工場
  • 湖池屋およびKoikeya Vietnamは2020年から集計対象、なお水使用量の売上原単位は2021年から集計対象

第三者保証

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