認証制度の活用と独自アセスメントで、
持続可能な調達を目指します
2020年2月から「カップヌードル」を生産する国内の全工場にて、森林破壊防止および生物多様性保全、人権などに配慮して生産、加工されたRSPO認証パーム油を使用しています。2026年4月現在、日清食品グループ全体で使用しているパーム油の52.3%が、RSPO認証パーム油です。 (国内即席麺においては100%。) 今後は、RSPO認証パーム油に加え、独自アセスメントにより持続可能であると判断できるパーム油の調達を進め、持続可能な調達比率100%を目指します。
企業活動全体で
使用する資源の削減を目指します
12.3㎥/百万円
※IFRSベース売上高百万円あたりの水使用量
製品の製造工程に必要な水使用量を削減することに加え、冷却に使用した水を設備の清掃に利用するなど、水の再利用に取り組んでいます。また、工場所在地における水リスクについてはAQUEDUCT※を用いて把握しています。分析の結果、リスクが高いと判断された工場には、工場責任者へのヒアリング、現地工場への視察といった追加調査を実施する体制を整備しています。
食品廃棄物のリサイクル率維持に加え、
“販売・流通”領域における廃棄物削減を推進します
99.5%
※1 国内グループ会社の工場における生産過程の再資源化率
50%削減
※2 国内における販売・流通段階で発生する廃棄物 (2015年度比)
日清食品グループでは、廃棄物の多くを占める食品残渣の飼料・肥料化や、排水処理施設の改善により、汚泥の減量と混合廃棄物のリサイクルにも取り組んでいます。また、製品の賞味期限延長や販売予測の高度化を通じて食品ロス削減を進めるとともに、“販売・流通”領域においては賞味期限が迫った製品などをフードバンクなどへ寄贈しています。
商品の生産に使用する
電力の再エネ比率向上を目指します
42%削減
2020年3月から日清食品ホールディングス東京本社の使用電力の50%に、再生可能エネルギー由来のごみ発電電力を使用しています。食べ終わった後の油汚れが付いた即席麺容器は一般的に可燃ごみとして焼却処理されるため、焼却に伴うエネルギーを活用する「ごみ発電電力」を東京本社に導入することで、資源の有効活用につなげています。
また、国内外の製造拠点における太陽光パネルの設置や環境配慮型設備の導入、自社の敷地外に設置した再生可能エネルギー発電設備で発電された電力を小売電気事業者から調達する「コーポレートオフサイトPPA」を推進することで、再生可能エネルギーの調達を拡大しています。
使用素材のLCAでの排出CO2削減を目指します
※LCAとは、原料調達から製造、廃棄、リサイクルに至るまで、全体を通しての環境負荷を定量的に評価する方法です。
25%削減
畜産に必要な餌や水、牛のゲップや糞尿から排出されるメタンガスは環境負荷が大きく、環境負荷がより軽い植物性タンパク質に注目が集まっています。グローバルイノベーション研究センターでは大豆ミートなどの開発を進めており、将来的にはすべての動物性具材を植物性由来に置き換えられるようにしていきます。
また、環境負荷の低い食材として培養肉の研究も進めています。培養肉とは、動物の個体からではなく、細胞を体外で組織培養することによって得られた肉のことで、従来の食肉に替わるものとして期待されています。2019年に世界で初めて牛肉由来の筋細胞を用いたサイコロステーキ状の大型立体筋組織の作製に成功しました。※1
石化プラスチック使用率削減を目指します
25%削減
日清食品の「カップヌードル」の容器を、2019年12月から環境負荷がより低い「バイオマスECOカップ」に切り替えました。※1
「バイオマスECOカップ」は、使用している石化由来のプラスチックの一部を植物由来のバイオマスプラスチックに置き換えることで、バイオマス度を81%に引き上げた容器です。「ECOカップ」に比べて1カップあたりの石化由来プラスチック使用量をほぼ半減し、ライフサイクル全体で排出するCO2量を約16%※2 削減しています。