日清食品グループ

リセット

第10弾 2012年10月〜2013年3月

お父さんと子どもがチームでチャレンジ!!

全日本 育麺 (イクメン) メニューコンテスト

近年、育児を積極的に行う「イクメン」と呼ばれる男性が増えています。しかし「イクメン」であっても、家事や育児が手間だと感じている人は4割以上にもおよび、その理由として挙げられるのが「時間がないから」「効率的なやり方がわからないから」でした。一方で、育児と料理に関する意識調査からは、世のお父さんの4人に1人が、週1日以上、家族のために料理をしていることがわかりました。料理に前向きなお父さんたちがつくるメニューで多いのが、簡単で早い「麺類」という結果になりました

このような状況を踏まえ、日清食品グループは「身近な即席麺を通じて子育てを楽しみたいお父さん」を「育麺」と名づけ、お父さんと子どもが協力しながらインスタントラーメンを使った料理をつくることで、「創造」「たのしさ」「経験」を共有し、父子の絆を深めてもらおうと実施したのが「全日本 育麺メニューコンテスト」です。

決勝大会の様子

2013年3月に「カップヌードルミュージアム」で開催した決勝大会では、1次予選 (書類選考)、2次予選 (ウェブサイト上での一般投票) を通過した全国10組の父子が、料理の腕と白熱のチームワークを披露しました。「チームワーク」「楽しさ」「アイデア」の3項目で厳正に審査した結果、優勝は秋田県の「和みっつ」チームによる「ほっこりラーメン ~とろっ☆すりっ☆ねばっ~」に決定しました。

優勝・準優勝・特別賞 メニュー紹介

優勝チーム

チーム名 和みっつ (北海道・東北ブロック代表)
メニュー名 ほっこりラーメン ~とろっ☆すりっ☆ねばっ~
スープに生姜を混ぜ、すった長芋と秋田名物ぎばさをトッピング。
(使用商品 : 「日清のラーメン屋さん 鶏炊きしょうゆ」)
父コメント 「現在妊娠6か月の冷え性の妻のために、生姜をいれたスープで身体を温めて欲しいと考案したメニュー。娘とチームを組んで3年になり味わいが出てきた。新しく生まれてくる子どもも一緒に、さらに味のある親子関係を築いていきたい」
子コメント 「嬉しいです。ママやったよー! 」

準優勝チーム

チーム名 点心らんまん (関東ブロック代表)
メニュー名 イケ麺★福袋
ラーメンを卵で包んで揚げた、点心のようなメニュー。
(使用商品 : 「出前一丁」)
父コメント 「明日は息子の卒業式。小学生最後に良い思い出ができた」
子コメント 「がんばってよかった」

特別賞チーム

チーム名 那覇のカワグチさん (九州・沖縄ブロック代表)
メニュー名 ペンタポン
ラーメンをチヂミのようにアレンジ。
(使用商品 : 「日清のラーメン屋さん 香味しお」)
父コメント 「家族も美味しいと喜んでくれて恩返しができた」
子コメント 「嬉しい」

審査員からのコメント

NPO法人ファザーリング・ジャパン ファウンダー / 副代表 安藤哲也さん

甲乙つけがたく審査員一同頭を悩ませた。すべての作品が素晴らしく、ファイナリストの皆さんの実力を感じた。父親がキッチンに立ち、子どもと一緒に料理をする事は非常によいコミュニケーションになると思う。

俳優 杉浦太陽さん

料理をしている際の父子の笑顔がとても素敵だった。家庭で食卓を一緒に囲うことと同じく、親子で料理をすることも大事。「男子厨房に入らず」の時代は終わり、「親子で厨房に入る」時代。そこでコミュニケーションや、笑顔がうまれることが大切。自分自身も、家族5人で料理をする日が楽しみ。

Bistroあおい食堂シェフ 加賀田京子さん

今日のコンテストを見ていて、料理は愛情だと改めて実感した。普段自分のお店では、オープンキッチンでお客さまの顔を見ながら、それぞれのお客さまごとに味付けや付け合わせを変えたりしているが、親子の絆には、どんな高級食材もかなわないなと強く感じた。

料理研究家 行正り香さん

すべての作品に心がこもっており、また個性溢れる工夫が施されていて、なおかつとても美味しかった。料理をすることは、同時に思い出をつくること。とても美味しい料理は一生覚えていられる。たった一杯の「チキンラーメン」でも一生心に残るものになる。そういう素敵な時間をお父さんと子どもが過ごすことが、とても素晴らしい。

日清食品ホールディングス 代表取締役社長・CEO 安藤宏基

審査するのがつらいくらい、どの作品も美味しいものばかりでお腹がいっぱいになった。参加されているお父さま方の一生懸命さも印象的で、このようなお父さまが増えて行くと、日本の未来は明るくなると思う。家庭は国の原動力。いい家庭は、いい国をつくる。今後も育麺をもっと広めていきたい。

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