日清食品グループ

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2017.01.16 日清食品ホールディングス

お知らせ

日清食品グループ CSR活動 「百福士 (ひゃくふくし) プロジェクト」 第18弾 「Fantastic-Chopsticks!! 森林保全プロジェクト」 を1月28日(土)から実施

日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、CSR活動「百福士 (ひゃくふくし) プロジェクト」の第18弾「Fantastic-Chopsticks (ファンタスティック チョップスティック)!! 森林保全プロジェクト」を、2017年1月28日(土)から実施します。

「間伐」して「箸」を作って日本の森林を守っていこう!
日清食品グループは、社会貢献活動に情熱を注いだ創業者・安藤百福 (あんどう ももふく) の志を継ぎ、50年間に100の社会貢献を行うCSR活動「百福士プロジェクト」を2008年から実施しています。その第18弾となる「Fantastic-Chopsticks!! 森林保全プロジェクト」は、日本の森林保全と資源の有効活用を目的とした社会貢献活動です。
日本の森林は、林業の衰退などにより適切な管理がされず、荒廃が進んでいます。手入れが不足した森林は活力を失い、二酸化炭素の吸収力低下や土砂災害、風雪災害の増加の原因にもなります。
今回のプロジェクトでは、日清食品グループ社員有志が森林へ赴き、自らの手で「間伐 (かんばつ)」を行うことで健全で活力のある森林を育てるとともに、伐採した木を使って「箸」を手作りして限られた資源を有効活用します。
日清食品グル―プは、持続可能な地球の未来のため、森林保全活動を継続的にサポートしていきます。

実施概要

1.名称
百福士プロジェクト第18弾「Fantastic-Chopsticks!! 森林保全プロジェクト」

2.目的
間伐による森林保全、ならびに資源の有効活用

3.実施内容
①日清食品グループ社員が、奈良県吉野の森林に赴き「間伐」を行います
②伐採した木を使用して日清食品グループ社員が「箸」を手作りします
③作った箸は一般消費者、地域コミュニティ、株主などステークホルダーに提供して「活用」します

4.詳細
①間伐
実施日:2017年1月28日(土)~29日(日)
実施場所:奈良県吉野郡下市町の森林
参加者:日清食品グループ社員 約35名
伐採本数:スギ 約30本
作業内容:木の伐採、森林整備、作業路補修などを実施

②箸作り
実施期間:2017年6月~2018年1月 (予定)
実施場所:日清食品グループ 社内
参加者:日清食品グループ社員 約450名
製作数:約27,000膳
備考:日清食品ホールディングス技術開発部が考案したオリジナルの手法で製作

③活用方法
・日清食品グループが主催・協賛するイベントのキッチンカー*1で使用
・インスタントラーメン発明記念館 (大阪府池田市) のテイスティングルームで使用
・2017年度に開催する「株主懇親会」で株主にお土産として提供
・地域コミュニティへ寄贈

日本の森林の現状について (林野庁「平成26年度 森林・林業白書」より抜粋)

国土の保全、水源の涵 (かん) 養、地球温暖化の防止、木材の供給等の森林の有する多面的機能が将来にわたって十分に発揮されるようにするためには、植栽、保育、間伐等の森林整備を適切に行うことによって、健全な森林を造成し、育成する必要がある。特に、我が国の森林面積の約4割 (1,029万ha) を占める人工林*2については、現在、成熟しつつある資源が増加している一方、適正に管理されない森林もあるため、公益的機能と木材等生産機能の両者が適切に発揮されるよう、資源の適切な利用を進めつつ、必要な間伐や主伐後の再造林等を着実に行う必要がある。

奈良県吉野について

奈良県吉野は日本の "造林発祥の地*3" "割り箸発祥の地*4" で、「吉野杉」は高級良質材として古くから知られています。しかしながら現在、奈良県では木材価格がピーク時の6分の1程度まで落ち込み*5、林業従事者はピーク時の7分の1にまで減少*6 しています。

「百福士プロジェクト」について

日清食品グループは、社会貢献活動に情熱を注いだ創業者・安藤百福 (あんどう ももふく) の志を継ぎ、50年間に100の社会貢献を行うCSR活動「百福士プロジェクト」を2008年から実施しています。江戸時代、外交使節団の代表を「正使」といい、正使の下で働く人を「副使」と呼んだ故事にならい、安藤百福の志を継ぐ社員を「百福士 (ひゃくふくし)」と名づけました。当プロジェクトは、「創造」「食」「地球」「健康」「子供たち」という5つのテーマを活動ドメインとしています。
「百福士プロジェクト」の詳しい活動内容については、「百福士プロジェクト」のウェブサイト (https://www.nissin.com/jp/about/csr/hyakufukushi/) でご確認ください。

*1 給湯設備を備え、量販店やイベント会場などでインスタントラーメンを試食していただけるように改造した特殊車両
*2 人工林:人の手により植栽された森林。主に、スギ、ヒノキ、カラマツなどの針葉樹
*3 2016年4月「美林連なる造林発祥の地“吉野”」として文化庁「日本遺産 (Japan Heritage)」に認定
*4 奈良県吉野郡下市町ホームページより
*5「平成28年度 奈良県森林・林業・木材産業の概要」(奈良県農林部) より
*6「平成26年度 奈良県林業統計」(奈良県林業部) より
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