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2005.07.27 日清食品

お知らせ

宇宙食ラーメン「スペース・ラム」

世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」
野口宇宙飛行士がスペースシャトルに搭載し宇宙へ出発

日清食品株式会社(本社:大阪市)が宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で開発を進めてまいりました宇宙食ラーメン「スペース・ラム (Space Ram)」が、野口聡一宇宙飛行士の宇宙食として、米国航空宇宙局(NASA)スペースシャトル「ディスカバリー号」に搭載され日本時間の昨夜、宇宙へ出発致しました。
この「スペース・ラム」は、「宇宙食を開発したい」という日清食品の創業者会長、安藤百福(あんどうももふく・95歳)の強い意向を受けて、日清食品中央研究所(滋賀県)に10人のプロジェクトチームを組み、研究を重ねてきたものです。
現在、米国、ロシア、日本をはじめとする15カ国で建設が進められている「国際宇宙ステーション」に組み立て予定の日本実験棟「きぼう」内では様々な活動が予定されています。「スペース・ラム」は、2002年JAXA(当時はNASDA)が推進する「きぼう利用フィジビリティスタディ(可能性調査)」に提案、採用されたものですが、「きぼう」打ち上げに先立ち、スペースシャトル搭載品として、NASAの厳しい安全、品質基準に合格し、今回のミッションに搭載されることになったものです。
「スペース・ラム」は、安藤百福の開発した「カップヌードル」をベースに味付けをしています。今回のフライトにあたっては、しょうゆベースであるレギュラーの他、野口宇宙飛行士からのリクエストで、みそ味、カレー味、とんこつ味の4種類を提供致しました。
開発にあたっては、微小重力(無重力)空間でも、スープが飛び散らないように、粘度を高めたほか、スペースシャトル内で、給湯可能な70℃のお湯でも湯戻し可能な麺を、小麦粉やでんぷんの配合を工夫することで実現しました。この麺の乾燥方法は、安藤百福が、1958年に、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」の開発にあたって生み出し、今や世界中で年間に653億食も生産されるインスタントラーメンの基本製法となっている「瞬間油熱乾燥法」を採用しました。また、スープと同様に、一本一本の麺が飛び散らないように、湯戻し後も形状を保持する一口大の塊状麺を採用する(特許取得)など、今まで培った弊社の技術が随所に活かされています。
なお、塊状麺の大きさは、野口宇宙飛行士が、試作段階で口にされ、最もフィットする
サイズを具体化したものです。
日清食品では、今後、宇宙食開発のノウハウを活かして、さまざまな食機会に対応できる簡便性の高い加工食品への応用開発に取り組んでまいります。

商品概要

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