日清食品グループ

リセット

環境マネジメント

環境管理体制

日清食品グループは、環境マネジメントシステムに関する国際規格「ISO14001」の認証取得を推進し、事業所ごとの特性に合わせた環境保全活動を展開しています。また、国内のグループ製造工場に対しては、日清食品ホールディングスの環境推進部が独自の「環境調査基準 (RISEA) ※」に基づき、環境関連法規制の遵守状況や環境マネジメント状況を調査しています。調査結果を各製造工場に伝え、その後の改善状況も確認するとともに、各製造工場に対する省エネ策も助言しています。2019年度は、対象29工場のうち22工場の調査を実施しました。

なお、これまで環境保全を推進してきた「環境委員会」は、環境以外のテーマも包含する委員会に移行するため、2020年4月に日清食品ホールディングスの代表取締役社長・CEOを委員長とする「サステナビリティ委員会」に名称を変更しました。委員会の傘下に「環境ワーキンググループ」を含む5つのワーキンググループを設置し、2030年度までの環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」に掲げた目標の達成に向けて、グループ一丸となってさまざまな課題に取り組んでいきます。詳細は特設ページをご覧ください。

  • RISEA (Food Safety Research Institute’s Inspection Standards for Environmental Activities)

環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」

2020年までに達成すべき中期環境目標

目標 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
①事業活動に伴う温室効果ガス (CO2) 排出量30%削減※1 23.9% 25.3% 26.3% 26.2%
②再資源化率99.5%以上を維持 99.6% 99.6% 99.5% 99.6%
③グループ工場のISO14001認証の取得率100%※2 60.0% 69.2% 71.8% 71.8%
④環境管理責任者の資質向上 (eco検定の合格者) 100%※3 20.8% 41.7% 62.5% 79.2%
  • ※1国内対象事業所における原単位 (製品重量当たり) での削減目標 (2005年度比)
  • ※2国内外の対象工場 (目標設定時) における取得率
  • ※3環境プランナーなどの代替資格を設定

ISO14001認証取得状況

国内 日清食品 (関東工場、静岡工場、関西工場、滋賀工場、下関工場) 、明星食品 (本社、研究所) 、日清シスコ (東京工場、大阪工場) 、日清ヨーク (関東工場、関西工場) 、札幌日清、日清化成 (関東工場、滋賀工場、関西工場) 、東日本明星 (埼玉工場) 、西日本明星 (神戸工場) 、ユニ・スター、埼玉日清食品、四国日清食品、高松日清食品、日清エフ・ディ食品、味日本、香川日清食品
海外 日清食品 (香港) 、永南食品、珠海市金海岸永南食品、廣東順徳日清食品、福建日清食品、浙江日清食品、ブラジル日清、ベトナム日清、タイ日清、ベトナム日清
(2020年5月現在)
業界やイニシアティブへの賛同
  • 国連グローバルコンパクトへの署名
  • TCFDへの賛同
  • TCFDコンソーシアムへの参加
  • SBTイニシアチブへの参加
  • 環境省の脱炭素経営促進ネットワークへの参加
  • クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンスに幹事会社として参加
  • 10×20×30食品廃棄物削減イニシアティブの日本プロジェクトへの参加
  • 日本LCA学会に賛助会員として参加
  • 持続可能なパーム油ネットワーク (JaSPON) への理事企業としての参加
  • 細胞農業研究会への参加

社員への環境教育

日清食品グループは、2020年度までに達成すべき中期環境目標の一つに、環境管理責任者全員がeco検定または環境プランナーなどの資格に合格することを掲げています。また、ISO14001の認証を取得している事業所では、内部監査員への教育や部門別、階層別教育を実施しています。そのほか、外部講師によるセミナーの開催や、環境保全に関するボランティア活動の機会を設けることで、社員の環境意識を高めています (「生物多様性の保全」を参照)。
また、社員が所属する会社の環境配慮と社会への貢献度に関する意識調査を毎年実施することで、社員の意識変化を把握しています。

環境啓発の取り組み

理解向上
  • グループ社内報やイントラネットに社内外の環境情報を掲載
  • RSPO認証パーム油に関する社員向けセミナーの開催
  • プラスチック廃棄物問題に関する社員向けセミナーと関連する製品の展示会を開催
  • 通信講座の一つとして「eco検定合格対策講座」を設け、受講を完了した社員には受講費用の半額を補助
アクション
  • 日清食品ホールディングス東京本社や日清食品グループの技術・開発・研究の拠点「the WAVE」内の社員食堂のプラスチックストローを紙ストローに切り替え
  • 社員から古本を回収し、その換金額を環境NGOに寄付
表彰

日清食品グループのブランド価値向上に貢献した社員を表彰する「NISSIN CREATORS AWARD」賞の1つである「小さなサクセス賞」の表彰事例として「環境問題・社会問題への貢献」を加え、世の中の問題解決に対する取り組みを評価

生物多様性の保全

社員意識調査の結果

対象者:日清食品籍の社員 (日清食品ホールディングス、日清食品チルド、日清食品冷凍などへ出向している社員を含む)、明星食品、日清ヨーク、日清シスコの社員

2018年度 2019年度
会社は環境に配慮した事業を行っている 59% 64%
会社は事業を通じて社会に貢献している 81% 80%

海外のグループ会社による環境啓発活動

タイ日清では、環境方針や目標を、研修や工場内の掲示物を通じて社員に教育しています。さらに、2019年度は工場周辺の清掃活動を18名で実施しました。
ハンガリー日清では、入社時研修で環境に関する内容を説明しています。また、職場でのプラスチック製カップの使用量を減らす取り組みとして、ハンガリー日清とブラジル日清では、マイカップの持参を社員に呼び掛けています。
日清食品有限公司 (香港) では、2018年度から社員向けの環境教育ツアーを開催しています。2018年度には社員27名が香港市内にある汚泥処理施設を訪問し、廃棄物の管理・回収方法とリサイクルの促進策、廃棄物をエネルギーに換える技術を学びました。そして2019年度には、環境NGO「Greeners Action」の案内により、プラスチック廃棄物の堆積所と、香港で最初に開店したネイキッドショップを訪問するツアーを実施しました。参加した17名の社員は、実際に排出されるプラスチック廃棄物の多さを堆積場で実感した後、容器や包装が一切ない状態で商品が販売されるネイキッドショップを訪れ、ボトルや入れ物を持参した上で買い物を体験しました。

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